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GODZILLA -怪獣惑星-

絶望は進化する
公開
2017/11/17(金)
監督
静野孔文、瀬下寛之
出演
宮野真守、櫻井孝宏、花澤香菜、杉田智和、梶裕貴、諏訪部順一

解説

1954年に誕生した、映画『ゴジラ』は、巨大な文化的アイコンとして世界中の人々に愛されてきた。2016年には『シン・ゴジラ』が公開。徹底的なリアリティをもって描かれた様々な描写が観客の心をつかみ、大ヒットとなった。そして2017年、『ゴジラ』は誰も予想しなかった新たな“進化”を果たす。それがアニメーション映画『GODZILLA』である。本作が描くのは、これまでのどんな『ゴジラ』とも一線を画すシビアでハードな未来世界。二万年もの間、地球に君臨し続けてきた“ゴジラ”とそれに対峙する人類の因縁の物語。

ストーリー

二十世紀最後の夏。その日人類は、地球という惑星の支配者が自分達だけではないと知った。巨大生物「怪獣」の出現と、その怪獣をも駆逐する究極の存在「ゴジラ」。半世紀にわたる怪獣との戦争の末、人類は敗走を重ね、ついに地球脱出を計画。そして2048年、中央政府管理下の人工知能による選別を受けた人間だけが恒星間移民船・アラトラム号で11.9光年の彼方にある「くじら座タウ星e」を目指し旅立った。しかし、20年かけてたどり着いたタウ星eの地球との環境条件差は、予測値を遥かに上回り、人類が生存可能な環境と呼べるものではなかった。 移民船に乗る一人の青年・ハルオ。4歳の時、目の前でゴジラに両親を殺され、20年の間、地球に戻りゴジラを倒すことだけを考え続けていた。移民の可能性を閉ざされ、生存環境も劣悪となった船内でハルオを中心とした「地球帰還派」は主流となり、危険な長距離亜空間航行を決断し地球を目指す。だが、帰還した地球は、既に二万年の歳月が経過し、地上はゴジラを頂点とした生態系による未知の世界となっていた。 果たして人類は地球を取り戻せるのか。そして、ハルオの運命は――。本作の監督には、劇場版『名探偵コナン 純黒の悪夢』を手掛けた、静野孔文。コンビを組むもう一人は瀬下寛之。CG領域の第一線で培われたその手腕は監督、総監督作である『シドニアの騎士 第九惑星戦役』、『亜人』で立証済みと言える。ストーリー原案・脚本は『魔法少女まどか☆マギカ』や『PSYCHO-PASS サイコパス』の虚淵玄。突破力抜群のアイデアと先を読ませない緻密な構成力は多くのファンの心を捉えている。そして制作は『シドニアの騎士』を始め、『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』等で米国テレビ業界のアカデミー賞として知られるエミー賞最優秀賞(デイタイム・エミー賞 アニメーション番組特別部門最優秀賞)を三年連続受賞するなど数々の実績を持つ国内最高峰の3DCGスタジオ、ポリゴン・ピクチュアズ。誰も見たことのない新しい“ゴジラ”の始まりを告げる咆哮が今、響き渡る――。

キャスト

宮野真守、櫻井孝宏、花澤香菜、杉田智和、梶裕貴、諏訪部順一


スタッフ

監督:静野孔文、瀬下寛之
ストーリー原案:虚淵玄(ニトロプラス)
脚本:虚淵玄(ニトロプラス)
演出:吉平“Tady”直弘
シリーズ構成:虚淵玄(ニトロプラス)、村井さだゆき
CGキャラクター・デザイン:森山佑樹
キャラクターデザイン原案:コザキユースケ
副監督:森田宏幸
色彩設計:野地弘納
プロダクションデザイン:田中直哉、Ferdinando Patulli
音響:本山哲
美術:渋谷幸弘
造形:片塰満則

作品データ

製作年
2017年
製作国
日本
配給
東宝映像事業部
上映時間
89分

[c] 2017 TOHO CO.,LTD.

作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS