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北の桜守

吉永小百合主演 "北の三部作"最終章
公開
2018/03/10(土)
レイティング
G
監督
滝田洋二郎
出演
吉永小百合、堺雅人、篠原涼子

解説

『北の零年』(05)、『北のカナリアたち』(12)に続く"北の三部作"の最終章。北海道の雄大な風景の中で今回描かれるのは、激動の時代を生き抜いた"親子の物語"だ。厳しくも温かく息子を守る母・江蓮(えづれ)てつを演じるのは、120本目の映画出演作となる吉永小百合。苦難を乗り越えて成功した息子・修二郎を、堺雅人が演じる。加えてこの二人の物語を彩るのは、篠原涼子、岸部一徳、阿部寛、佐藤浩市といった豪華キャスト。監督に『おくりびと』(08)の滝田洋二郎を迎え、今春必見の一大巨編が堂々完成した。

ストーリー

1945年5月、南樺太に住む江蓮家の庭に待望の桜が花開いた。夫と息子たちと暮らす江連てつが大切に育てたその花は、やがて家族の約束となる。しかし8月、本土が終戦に向かう中、樺太にはソ連軍が迫っていた。樺太に残る夫との再会を約束し、てつは二人の息子を連れて網走へと逃げ延びる。時は流れ1971年、次男の修二郎はアメリカに渡って成功し、米国企業の日本社長として帰国する。15年ぶりに網走へ母を訪ねると、そこには年老いたてつの姿があった。一人暮らしが心もとなく思えるその様子に、再び母と共に暮らす決意を固める修二郎。しかし想いあうがゆえに母子はすれ違いを重ね、立派になった修二郎に迷惑をかけたくないと、てつは一人網走に戻ろうとする。母に寄り添いたいと願う修二郎は、二人で北海道の各地を巡り、共に過ごした記憶を拾い集めるように旅を始める。再会を誓った家族への想い。寒さと貧しさに耐え、懸命に生き抜いた親子の記憶。戦後の苦難を共にした懐かしく温かい人々との再会。幸せとは、記憶とは、そして親子とは。そして満開の桜の下で明かされる、衝撃の結末――

キャスト

吉永小百合、堺雅人、篠原涼子、岸部一徳、阿部寛、佐藤浩市


スタッフ

監督:滝田洋二郎
脚本:那須真知子
舞台演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

作品データ

製作年
2018年
製作国
日本
配給
東映
上映時間
126分

[c] 2018「北の桜守」製作委員会

作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS