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星めぐりの町

心の再生を通じて、生きて行くことの大切さを教えてくれる物語。
公開
2018/01/27(土)
レイティング
G
監督
黒土三男
出演
小林稔侍、壇蜜、高島礼子

解説

主人公の実直な豆腐屋・島田勇作を演じるのは、76歳にして本作が映画初主演となる国民的名優・小林稔侍。 東日本大震災で家族全員を失った少年・政美に優しく寄り添いながら、心の再生を見守る昔気質の男を存在感たっぷりに演じる。勇作とふたりで暮らす娘・志保役には壇蜜が演じるほか、高島礼子、平田満、六平直政、神戸浩ら実力派俳優が脇を固める。監督には、『蝉しぐれ』(05)以来12年ぶりの映画となる黒土三男監督。宮沢賢治「雨ニモマケズ、風ニモマケズ」のように、額に汗して働き、生きる人々を描いた人生賛歌です。

ストーリー

妻を早くに亡くし、一人娘の志保と二人暮らしをする主人公の島田勇作。京都で豆腐作りの修行を積んだ勇作は、毎朝じっくりと手間と時間をかけて美味しい豆腐を作り、町の主婦や料理屋に届ける生活を続けていた。そんなある日、勇作の元に、警察官に付き添われ、東日本大震災で津波により家族全員を一瞬で失った少年・政美がやって来る。亡き妻の遠縁にあたるという政美。突然の不幸により心に傷を抱える政美を、勇作はただ静かに見守り続ける。自然に根差した自給自足の勇作との暮らしの中で、薄皮が一枚、また一枚とはがれるように、少しずつ心を再生させていく政美。しかし勇作がひとりで配達に出ている最中、町が大きな揺れに襲われ、一人で留守番をしていた政美は震災の恐怖がよみがえり、姿を消してしまう…。

キャスト

小林稔侍、壇蜜、高島礼子、荒井陽太、神戸浩、佐津川愛美、石田卓也、小林健、小林千晴、六平直政、平田満、高島礼子


スタッフ

監督:黒土三男

作品データ

製作年
2018年
製作国
日本
配給
ファントム・フィルム
上映時間
108分

[c] 2018 豊田市・映画「星めぐりの町」実行委員会

作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS