ジャコメッティ 最後の肖像
天才彫刻家ジャコメッティが描いた最後の肖像画とは!?
- 公開
- 2018/01/05(金)
- レイティング
- 監督
- スタンリー・トゥッチ
- 出演
- ジェフリー・ラッシュ、アーミー・ハマー、クレマンス・ポエジー
解説
没後50年を過ぎてなお、長く縦に引き延ばされたような人物のブロンズ像が強烈な印象を残す、スイス出身の芸術家ジャコメッティ。2017年夏、国立新美術館で11年ぶりに開催された『ジャコメッティ展』が、約2ヵ月半の開催期間中におよそ14万人の観客を動員したことも記憶に新しい。ジャコメッティは彫刻家と分類されるが、日常的にデッサンを描き、肖像画などの油彩作品の製作も精力的に行っていた。時間を惜しんでアトリエに籠もり、いったん作った作品を壊すことに躊躇がなかった。妥協なき精神の持ち主だった天才の素顔とは?
-
ストーリー
- 1964年、パリ。個展が始まったばかりのジャコメッティは、アメリカ人作家で美術評論家のロードに『肖像画のモデルになってほしい』と声を掛けた。憧れの作家直々の氏名に名誉と好奇心を感じたロードは、すぐに終わるとの言葉を信じて巨匠のアトリエへ向かった。ところが、愛人のカロリーヌの突撃訪問やジャコメッティ自身のスランプもあり、セッションを重ねても肖像画は進まない。いつになったら肖像画は完成するのか。本能と信念のままに生きるジャコメッティのすべてを記しながら、ロードは不安に駆られていた。
-
キャスト
-
ジェフリー・ラッシュ、アーミー・ハマー、クレマンス・ポエジー
-
スタッフ
- 監督:スタンリー・トゥッチ
作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS