5パーセントの奇跡 ～嘘から始まる素敵な人生～
弱視の青年が夢をかなえるため、一世一代の大芝居を打つ！
- 公開
- 2018/01/13(土)
- レイティング
- 監督
- マルク・ローテムント
- 出演
- コスティア・ウルマン、ヤコブ・マッチェンツ、アンナ・マリア・ミューエ
解説
幸せってなんだろう？誰もが幸せを追い求めてあがき、苦しみ、時には挫折する。障がいがあればその道の険しさは想像を絶する。だからこそ、運命に翻弄されながらも、決してあきらめず最後に夢を実現する主人公の姿に、観客は自分を投影させ、心を震わせるだろう。幸福とは、結果ではなく、夢を諦めずに苦しみながら進んだ人生そのものなのだから。『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』の監督が奇跡の実話を映画化し、ドイツで大ヒットを記録！人生に大切なことがすべて詰まった、感涙必至のハートフル・エンターテイメント!!
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ストーリー
- ドイツ人の母、スリランカ人の父の間に生まれたサリヤ・カハワッテカハヴァッテ、通称"サリー"。父母、美しい姉と四人家族で暮らし、学校を卒業してからの彼の夢は、立派なホテルマンになることだった。ところが突然、目の前が"真っ暗に"。比喩ではなく彼を襲ったのは、先天性の病気による網膜剥離だった。手術をしてなんとか保てたのは、たった5パーセントの視力。父は障がい者の学校へ転入しろと言うが、サリーは自分の夢を諦めたくなかった。「普通の学校を出て、一流ホテルで働きたい！」理解のある母と姉の協力を得て、障がい者であることを隠し通してホテルマンになるという、サリーの荒唐無稽、奇想天外な挑戦が始まった。学校を何とか丸暗記作戦によって卒業したサリーは、ドイツのホテルに願書を送りまくる。しかし、視覚に障がいがあることを正直に申告した願書はことごとく突き返される。そこで、その事実をデリートして、ついにミュンヘンの５つ星一流ホテルから"研修生"としてのチャンスを得る。献身的な姉、シーラと練習してきたのは、「目の前に回転ドア。潜り抜けたら十二時の方向に20歩。45度左にソファ。そこで立ったまま人事部長を待つ。握手を求められたら見えないでしょうから、先に握手を求める……」と、丸暗記した状況で障がいを隠し通して面接をパスする作戦である。好感度の高いハンサムガイで、人一倍ホテルマンになることに情熱を燃やすサリーを支えたのは、周囲の人々の協力だった。人事面接に遅れてやって来たマックスは、ホテルやレストランを経営する両親の放蕩息子で女ったらしだが、いち早くサリーの障がいを見抜き、協力を申し出る。彼のおかげで、ホテル内部の構造をすべて丸暗記するサリーだが、研修の難易度はどんどん上がっていく。料理長クローンも彼の視覚障がいに気づくが、料理長は黙って懇切丁寧に指導してくれた。そして、アフガニスタンから難を逃れてドイツにやってきた皿洗いのハミドもすぐサリーの秘密を見抜くが、「俺を頼れ」と申し出るのだった。しかし、すべての研修生に鬼のように鋭い目を光らせ、「三度警告を受けたら即刻クビ」と宣言する指導教官クラインシュミットが巨大な壁となってサリーの前に立ちはだかる。そんなある日、サリーは、実家の農場で収穫した作物をホテルに納入している女性ローララウラを好きになる。彼女はボーイフレンドと別れたばかりで、サリーに興味があるが、ホテルの通路で手を振っても、反応がないことに失望する。そこをハミドが機転を利かせて仲を取り持ち、ついに二人はレストランで食事をすることになるのだが……。ホテル研修はますます難易度の高いステージに突入していた。クラインシュミットが担当するバー研修は、サリーにとって最大の難関だった。浅黒い顔を青ざめさせるサリーを心配そうに見守るマックス。その夜、マックスの父親のレストランが閉まってから、猛練習するサリーの姿があった。なんとか、カクテル作りをマスターし始めるサリーのさらなる試練は、バーのグラス磨きだった。ほんの一点の曇りなくすべてのワイングラスを磨き上げられなければ初めからやり直し。汚れを目で確認できないサリーは徹夜でやり直しを命じられる。そんな矢先、彼の実家では、スリランカ人の父親が女をつくって失踪してしまう。仕事の緊張と過労、そして家族の崩壊という事件が押し寄せ、心身ともに限界を越してしまった。果たしてサリーは、研修を乗り切り、採用試験まで漕ぎつけられるのだろうか？！
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キャスト
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コスティア・ウルマン、ヤコブ・マッチェンツ、アンナ・マリア・ミューエ
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スタッフ
- 監督：マルク・ローテムント
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作品情報・予告編 提供：MOVIE WALKER PRESS
