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影踏み

事件が事件を呼び醒す。
公開
2019/11/15(金)
レイティング
G
監督
篠原哲雄
出演
山崎まさよし

解説

ミステリー界の巨匠・横山秀夫の原作で最も異色とされていた小説「影踏み」が、横山秀夫×篠原哲雄監督×山崎まさよしの奇跡的な出会いを経てついに映画化。泥棒=忍び込みのプロ(ノビ師)を主人公にした、犯罪小説ならではの<謎解き>と、登場人物に隠された<秘密>、人間の奥深い<心理>を重ね合わせた見事なストーリー。そこに映画ならではの斬新なエッセンスを加えて、かつてないエンターテインメント・ムービーを誕生させた。

ストーリー

真壁修一は"泥棒"を生業としていた。単なる「空き巣」ではなく、深夜に人の居る住宅に侵入し盗みを働く、通称「ノビ師」と言われる泥棒。寝静まった民家を狙い"現金"を盗み出す忍び込みのプロで、その中でも真壁修一は一線を画すスゴ腕のノビ師。証拠も残さず決して口を割らない、その高く強固な壁を思わすしたたかさから、いつしか警察からは「ノビカベ」とあだ名された。ある夜、修一(山崎まさよし)は侵入した稲村邸の寝室で、夫の寝ている側に火を放とうとする妻・葉子(中村ゆり)の姿を目撃する。咄嗟の行動で放火現場を止めに入ったが、その直後、修一をマークしていた幼馴染の刑事・吉川聡介に逮捕される。2年後、刑期を終えた修一を迎えてくれたのは弟・啓二(北村匠海)、そして恋人の久子(尾野真千子)だけ。ただ、修一の頭にはこの2年ずっと気がかりなことがあった。何故、あの日の侵入がバレていたのか?何故、自分だけが逮捕されたのか?そして、あの時夫を殺害しようとしていた妻・葉子の行方…。それらの謎を解明するために、修一と啓二は探偵さながらの行動を開始する。だが、すでに稲村邸は売却され、彼女に纏わる事件は何も起こっていなかった。しかし、どうしても稲村夫婦の行方が気になる修一は、2年前に自分を逮捕した刑事の聡介や、バッタ屋の大室誠(中尾明慶)に彼らの足取りを探っていく。しかし数日後、聡介は溺死で発見され、捜査の手は修一らにも…。 次第に事件と人間関係が明らかになるに連れて、20年前のある事件から止まっていた修一と啓二、そして久子の3人の運命の歯車も再び動き出す。泥棒<ダークヒーロー>が、探偵さながらに<事件>と封印した<過去>を解き放つ!横山秀夫原作《異色の犯罪ミステリー》がついに映画化。

キャスト

山崎まさよし、尾野真千子、北村匠海、大竹しのぶ


スタッフ

監督:篠原哲雄

作品データ

製作年
2019年
製作国
日本
配給
東京テアトル
上映時間
112分

[c]2019「影踏み」製作委員会

作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS