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赤毛のアン 初恋

プリンス・エドワード島に季節は巡り、13歳の心が揺れる。
公開
2018/10/05(金)
レイティング
G
監督
ジョン・ケント・ハリソン
出演
エラ・バレンタイン、サラ・ポッツフォード、マーティン・シーン

解説

L・M・モンゴメリの名作文学を孫娘のケイト・マクドナルド・バトラー製作総指揮で映画化した「赤毛のアン」三部作の第2部。アンがマシュウとマリラの家に来て2年。腹心の友ダイアナと友情を深める一方で、ケンカしていたギルバートとは和解のチャンスが訪れるが……。前作同様にアン役にエラ・バレンタイン、マシュウ役のマーティン・シーン、マリラ役のサラ・ボッツフォードら名優たちとカナダの精鋭スタッフが再集結。連続公開される完結編『赤毛のアン 卒業』への期待も高まる。

ストーリー

もうすぐ13歳になるアン・シャーリーは、クスバート家でのマシュウとマリラとの生活にすっかり慣れ、腹心の友ダイアナ・バーリーとの友情も深まるばかりだった。一緒にタフィーを作りながら、おしゃべりに夢中になり、焦がしてしまって笑うふたり。ダイアナの母、バーリー夫人から泊まりに来るよう招待されたアンは大喜びするが、子供扱いし「外泊は許さない」と厳しいマリラ。でもマシュウは常にアンの味方だ。ところが当日、オバケの想像をしすぎたアンは怖くなり、バーリー家で部屋を間違え、滞在中の老婦人、ジョセフィン伯母さんを死ぬほど驚かせてしまう。そのせいでダイアナが苦境に陥ったと知り、アンが謝りに行くと、ジョセフィン伯母さんはアンの話を面白がり、たちまち機嫌を直す。学校では、アンは幾何学が苦手で劣等生扱いされていたが、しだいに成績を上げ、人気者のギルバートと熾烈なトップ争いを繰り広げるまでになった。2年前に赤毛をからかわれて以来、ギルバートを無視していたアン。しかし、ギルバートがアンに贈ろうとしたリンゴを巡って、教師が彼だけを厳しく罰しようとしたとき、アンは「不公平」だと抗議。それを機にギルバートと言葉を交わすようになる。アンの13歳の誕生日パーティーにギルバートも招かれた。彼を見ながらマリラを冷やかすマシュウ。ギルバートの父ジョンはマリラの昔の恋人だったからだ。不公平なフィリップス先生が去り、新しく来た進歩的な女性教師、ステイシー先生のもとでアンは暗誦の才能を伸ばしていく。教会にも若いアラン牧師が妻とともに着任した。明るく美しいアラン夫人に憧れたアンは、お茶に招いた夫妻のためにケーキを一生懸命作るが、バニラと間違えて痛み止めの薬を入れ、ひどい味に。激しく落ち込むアンをアラン夫人は「誰でもする間違い」だと慰めてくれた。ダイアナの誕生日パーティー。アンは意地悪なジョシー・パイの挑戦を受け、「名誉」のために危険を冒して屋根の上を歩こうとするが、ジョセフィン伯母さんに止められ、一番の美徳は名誉ではなく「忠誠心」だと諭される。また、日曜学校でアラン夫人に「習慣から犯してしまう罪」が最も厄介だと教えられ、失敗ばかりする癖を直して「分別」を身につけなくてはと真剣に考える。そんな矢先、アンはまたも大失敗。マシュウとマリラの留守中に髪を黒く染めようとして緑色にしてしまう。髪を短く切り、数日ぶりに登校したアンは、待ちかねていたギルバートと親しく話すが、ふとダイアナの寂しそうな様子に気づく。自分がどうしたいのか、どうすることが正しいのかわからなくなり、「13歳って複雑……」と悩むアン。マシュウは心の奥の声がヒントになるとアドバイスするのだった。 アンは、授業で教わった、アーサー王伝説の騎士ランスロットに恋して死ぬエレインの物語に感動し、ダイアナやルビー・ギリスらと劇の上演を計画する。水辺にしつらえた舞台で家族や友人たちを前に演じ、喝采を浴びるアンたち。いよいよエレインが死んで川に流されるシーン、エレイン役のアンが古い筏に横たわると、前夜の雨による増水で勢いよく流され始める。慌てて岸を走って追いかけるダイアナたち。沈みかけた筏から木の枝に飛びついたアンを間一髪で救助したのは、舟で追いついたギルバートだった。アンは心から彼に感謝するが、次の瞬間、「友達にはなれない」と宣言。ダイアナとの友情への忠誠心のため、それが分別のある行動だと考えたのだが………。

キャスト

エラ・バレンタイン、サラ・ポッツフォード、マーティン・シーン、ジュリア・ラロンド、ドゥルー・ヘイタオグルー


スタッフ

監督:ジョン・ケント・ハリソン

作品データ

原題
L.M. Montgomery's Anne of Green Gables: The Good Stars
製作年
2016年
製作国
カナダ
配給
シナジー
上映時間
90分

[c] 2017 GABLES 23 PRODUCTIONS INC.ALL RIGHTS RESERVED.

作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS