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37セカンズ

ベルリン国際映画祭史上初の2冠! 全く新しい映画の誕生!
公開
2020/02/07(金)
レイティング
PG12
監督
HIKARI
出演
佳山明

解説

ベルリン国際映画祭パノラマ観客賞、国際アートシネマ連盟賞をダブル受賞。さらにトロント、トライベッカ、BFIロンドン等の国際映画祭で次々に高い評価を受け、HIKARI監督にはマイケル・マン監督とのコラボ企画などハリウッドから大型プロジェクトのオファーが殺到している。この製作チームは世界基準の映像を創り上げ、さらに物語は常識、国境、そして想像を超えてワールドワイドに大きな衝撃を与え続けている。

ストーリー

私は私で良かった――――――。  東京郊外に暮らす、23歳の貴田(たかだ)ユマ (佳山明)は、シングルマザーの恭子(神野三鈴)と二人で暮らしている。恭子は生まれた時に37秒間呼吸が出来なかったことで身体に障害を抱えてしまったユマを、少し過剰に面倒を看ることがあって、ユマには少し疎ましくもある。 ユマは、親友で、少女コミックの漫画家のSAYAKA(萩原みのり)のゴーストライターをしているが、それは二人だけの秘密だった。アイドル並の容姿を持つSAKAYAはサイン会でも人気者だ。そんな姿を見て、ユマは羨ましく思うのだった。 自分の名前で、大好きな漫画を描きたい。SAKAYAの担当編集者(宇野祥平)にも、原稿を見せるが、「メチャクチャ素晴らしい作品ですが、SAKAYA先生の作品に似過ぎちゃいますかね」と一蹴されてしまう。 そんな時に目にしたのは、公園の片隅に捨てられたアダルトコミック誌。ユマは編集部に電話すると、「原稿を持ってきて」との返事をもらう。 ユマは、未来を舞台にしたヒロインが優秀な遺伝子を求めて、男性と交わるSFを書き上げた。出版社で対応してくれたのは編集長の藤本(板谷由夏)。パラパラとページをめくりながら、「作品はいいけど、リアルさに欠けるんだよね。作家に経験がないのに、いい作品は作れないのよ。妄想だけで書いたエロ漫画なんて面白くないでしょ」と言うのだった。 コミックを完成させようとするユマ。自分で経験しなければ描けない―その思いは自我と自立の第一歩となってゆく。 やがて、ネオン煌めく歓楽街で出会った電動車いすを自在に操る障害者のクマ(熊篠慶彦)、障害者を中心にサービスを行うデリヘル嬢の舞(渡辺真起子)、介護福祉士・俊哉(大東駿介)との出会いが新たな世界の扉を開いていく。そしてユマはある事実を知るのだった。

キャスト

佳山明、神野三鈴、大東駿介、渡辺真起子、熊篠慶彦、萩原みのり、芋生悠、渋川清彦、宇野祥平、奥野瑛太、石橋靜河、尾見としのり、板谷由夏


スタッフ

監督:HIKARI

作品データ

製作年
2019年
製作国
日本
配給
ラビットハウス / エレファントハウス
上映時間
115分

[c] 37 Seconds Film partners

作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS