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僕に、会いたかった

失った記憶、それでも大切な今がある。
公開
2019/05/10(金)
レイティング
G
監督
錦織良成
出演
TAKAHIRO

解説

「EXILE」のヴォーカリストとして確固たる人気を誇り、俳優としても活躍するTAKAHIROが、映画で初めて単独主演した感動作。これまでの華やかなイメージを覆し、12年前に起こった事故をきっかけに記憶を失くした元漁師という難役に挑戦し、新境地を切り開いた。ドラマを支えるのは、名女優・松坂慶子、名バイプレーヤーの小市慢太郎らベテラン実力派、山口まゆ、板垣瑞生、柴田杏花、浦上晟周、小野花梨など次世代を担う若手が脇を固める。家族との「今」を大切にしたくなる、絆と再生を描いた感動の人間ドラマが誕生!

ストーリー

島根県・隠岐島。池田徹(TAKAHIRO)は、島で一二を争う凄腕の漁師だったが、12年前に漁をしている最中に嵐と遭遇して頭を強打し、目覚めた時には全ての記憶を失っていた。事故後、徹は一切漁に出ることなく、失った記憶に怯えながら日々を生きていた。過去を振り返ることも、未来へ動き出すこともできないまま葛藤していたのだ。そんな息子の姿を見て、母親の信子(松坂慶子)も苦しい思いを抱えている。一方、島のフェリー乗り場には木村めぐみ(山口まゆ)、福間雄一(板垣瑞生)、横山めぐみ(柴田杏花)、の高1の留学生が到着する。隠岐島唯一の高校、県立島前(どうぜん)高校では「島留学」と称し、都会から越境入学で生徒を受け入れているのだ。「島留学」では、単身やってくる生徒に島で親代わりになってくれる世話役を島内から募集して、生徒ごとに「島親」としてあてがい、島で生徒たちが快活に生活できるようサポートしている。池田家もこの取り組みに賛同し、雄一の「島親」になった。徹は漁協の休みに釣りに出かけ、距離を縮めていく。高校では生粋の島生まれの生徒と島留学できた都会育ちの生徒が悩みや葛藤をもちながらも、それぞれ将来への夢や希望に向かい、絆を深めていく。そんな高校生たちとは対照的に、徹は依然、未来への一歩を踏み出せずにいた。船着き場に佇む徹を見つけた信子は心配そうに声をかけるが、徹は「大事なことを忘れてしまっている。いや、その大事なことすら何か分からない……」と苦しい胸の内を吐き出す。ある日、信子は徹の記憶を取り戻そうと、ある計画を実行する。果たして徹の失った時間は蘇るのか、また、止まった時間は再び動き出していくのか?

キャスト

TAKAHIRO、山口まゆ、柴田杏花、板垣瑞生、浦上晟周、小野花梨、宮本裕子、吉野由志子、川村紗也、斉藤陽一郎、清水宏、山下容莉枝、秋山真太郎、黒川芽以、小市慢太郎、松坂慶子


スタッフ

監督:錦織良成

作品データ

製作年
2019年
製作国
日本
配給
LDH PICTURES
上映時間
96分

[c] 2019「僕に、会いたかった」製作委員会

作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS