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どん底作家の人生に幸あれ!

豪華キャストで新たに紡ぐ、まさかの大作家誕生!?物語―
公開
2021/01/22(金)
レイティング
G
監督
アーマンド・イアヌッチ
出演
デヴ・パテル

解説

イギリスの文豪ディケンズの自伝的傑作小説「デイヴィッド・コパフィールド」を、『スターリンの葬送狂騒曲』の鬼才アーマンド・イアヌッチ監督が映画化。原作の持つユーモラスな魅力に新たな光を当て、笑って泣ける絶品のエンターテイメントに仕上げた。英国インディペンデント映画賞で11部門ノミネート・5部門受賞、ロンドン映画祭で脚本賞を受賞するなどメディアや批評家から絶賛され、ロッテントマトでは94%もの高評価を獲得。本国イギリスでは昨年初登場3位という大ヒットスタートを切った。

ストーリー

ヴィクトリア朝時代のイギリス。優しい母と世話好きの家政婦ペゴディに育てられたデイヴィッドは、周囲の"変わり者"たちのことを書き留めては、空想して遊ぶ少年だった。だが、そんな幸せな日々が、母の再婚によって大きく変わる。威圧的で暴力をふるう継父と、その冷酷な姉。ふたりはデイヴィッドが反抗したことをきっかけに、家から追い出してしまう。ロンドンの瓶詰め工場に送られた彼は、わずかな給料でこき使われるハメに。おまけに下宿先の主人ミスター・ミコーバーは、とんでもない極貧で、借金取りから逃げ回るばかりだった。歳月が過ぎ、ドン底の中で逞しく成長したデイヴィッドに、最愛の母の訃報が届く。悲しみに打ちひしがれた彼は、自分の人生を取り戻そうと工場から逃げ出す。命からがら辿り着いたのは、唯一の肉親である伯母ベッツィの家だった。裕福な彼女は、気性が激しく、大嫌いなロバには容赦がない。でも実は、優しい心の持ち主で、彼を支えることを約束する。伯母の同居人ミスター・ディックは、亡きチャールズ1世の思考に取り憑かれた変人。デイヴィッドは、凧揚げで王の迷いを風に散らすことを提案し、塞ぎ気味だった彼とも打ち解けて家族同然となる。ベッツィの取り計らいで、カンタベリーの名門校に進学したデイヴィッド。そこで、名家の同級生たちに今までの体験を元にした"作り話"を披露して人気者となる。自分が紳士のように扱われたことをデイヴィッドは喜び、級友たちの中心スティアフォースとも意気投合、友情を深めていく。だが、次第に自らの不遇な過去に引け目を感じるようになり、周囲に生い立ちを隠すようになる。そんな彼に、謎めいた学校の世話係ユライアは、爬虫類のように付きまとう。彼は、デイヴィッドを自分の立身出世の道具として利用することを目論んでいた。卒業式の日、デイヴィッドに新たな出会いが訪れる。愛犬とのお喋りが好きな令嬢ドーラに、彼は一目で恋に落ちてしまう。さらに、彼女の父の法律事務所で働く話が舞い込み、ロンドンで順風満帆な新生活が始まる。しかし、その幸せも長くは続かなかった。突然、親代わりのベッツィから破産を告げられたのだ!ドーラへのプロポーズを決意した矢先に、すべてを失ってしまったデイヴィッド。果たして、その数奇な運命の行方は…?!そしてデイヴィッドが綴り続けた、愛すべき変人たちとの《物語》が完成した時、彼の人生に巻き起こる"奇跡"とは―?

キャスト

デヴ・パテル、ピーター・キャパルディ、ヒュー・ローリー、ティルダ・スウィントン、ベン・ウィショー


スタッフ

監督:アーマンド・イアヌッチ

作品データ

原題
The Personal History of David Copperfield
製作年
2019年
製作国
イギリス=アメリカ
配給
ギャガ
上映時間
120分

[c] 2019 Dickensian Pictures, LLC and Channel Four Television Corporation

作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS