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前田建設ファンタジー営業部

取引先よ、これが見積りだ。
公開
2020/01/31(金)
レイティング
G
監督
英勉
出演
高杉真宙

解説

「うちの技術で、マジンガーZの格納庫を作っちゃおう!」上司のアサガワにムチャ振りされた広報部のドイたち。ミッションは、"実際には作らない"が、設計図を出し、工期を立て、見積もり書を完成させ、実物を作るのと全く同じように取り組むこと。彼らは技術の底力を駆使して無謀なプロジェクトに立ち向かう!主演に人気俳優の高杉真宙を迎え、『夜は短し歩けよ乙女』の上田誠が脚本、『あさひなぐ』の英勉が監督を担う。実存する組織の社員が、七転八倒を繰り返しながら取り組んだ実話を元にした感動のエンタテイメント!

ストーリー

2003年.前田建設工業のオフィスの片隅にある広報グループ。社会人になったら粛々と生きていく、と働くことに情熱を見いだせないでいたドイ(高杉真宙)が憂鬱そうにパソコンに向かっている。満面の笑みをたたえたグループリーダーのアサガワ(小木博明)の「マジンガーZの格納庫を作れるか」という問いに、適当に答えるドイ。そんな二人のやりとりに、同グループのベッショ(上地雄輔)、エモト(岸井ゆきの)、チカダ(本多力)も入ってきて口々に持論を展開する。部下たちが話に乗ってきたタイミングを見計らい、アサガワの声が轟いた。「うちの技術で、マジンガーの格納庫を作っちゃおう!」驚く一同をよそ目にアサガワは、会社の広報企画としてウェブで『ファンタジー営業部』を立ち上げ、設計をし、工期を立て、見積もりも出すという。実際には作らないが「心の中に作る」と熱弁を振るうアサガワ。「我が社は国家的必要性もあり、ダム、トンネル、発電所など、数々の大プロジェクトをものにしてきた。しかし、昨今では、新規事業は明らかに縮小、民間営業は厳しいコスト合戦を強いられている。そんな中でも、どこかにブルーオーシャンがあるんじゃないか…。あったんだよ!それが、マンガやアニメの世界、つまり空想世界からの受注だったんだよ!空想世界では、毎週のように、さまざまな建造物が、作っては壊され、作っては壊され!そんな奇跡のようなニューフロンティアに、わが社がいち早く、乗り込もうじゃないか!」かくして、アサガワに巻き込まれる形で広報グループは、マジンガーZの地下格納庫を作る依頼をファンタジーの世界から受けたという体裁で、検討に向け始動する。アサガワが上層部やマジンガーZの権利元に次々と根回しをし、部員たちも創意工夫を凝らしていくが、前途多難な問題が次々と襲い掛かる。最初は、冷ややかだったドイも、渋々ながらも巻き込まれた部員たちと共に、掘削オタクで土質担当のヤマダ(町田)、クセの強いベテラン機械グループ担当部長のフワ(六角)、さらに社内だけでなく社外からも協力を得て、前代未聞のミッションに立ち向かっていく。

キャスト

高杉真宙、上地雄輔、岸井ゆきの、本多力、町田啓太、六角精児、小木博明(おぎやはぎ)


スタッフ

監督:英勉

作品データ

製作年
2019年
製作国
日本
配給
バンダイナムコアーツ/東京テアトル
上映時間
115分

[c] 前田建設/Team F [c] ダイナミック企画・東映アニメーション

作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS