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花と雨

観客が映画と一緒にドライブする、リアルユースムービー誕生。
公開
2020/01/17(金)
レイティング
PG12
監督
土屋貴史
出演
笠松将

解説

主演にはオーディションを勝ち抜いた笠松将。役への熱量と圧倒的なパフォーマンスで主人公吉田を見事に演じ切る。監督はミュージック・クリップやCMで数々の受賞歴を持ち、多くのアーティストのMVを手掛ける映像ディレクター土屋貴史。長編映画初監督作とは思えない、新しい映画作家の誕生を感じさせる。原案はアーティスト・SEEDAの日本のHipHopにおける伝説的アルバム「花と雨」。彼の自伝的なエピソードも交え、様々なテーマを通じて、"何者かになりたい"一人の青年が葛藤しながら成長する姿を描く。

ストーリー

幼少期、ロンドンで育った主人公の吉田は、閉塞的で村社会的な日本の空気に馴染めないまま、高校生活を送っていた。同級生や現実を冷めた態度で見つめ満たされない日々。そして次第に学校から距離を置くようになった時、Hip Hopと出会った。Hip Hopを通じて日本で初めて自分が表現できる場所・仲間とも出合い、身も心もHip Hopにのめり込んでいく。吉田は、いつか海外での活躍を目指す姉・麻里との約束を胸にラッパーとしての練習や活動をしながらストリートでは、ドラッグディールで実績と自信をつけていく。しかし、物事はそう簡単にうまくはいかなかった。ラップバトルで再会する同級生には負け、掴みかけたチャンスは仲間に裏切られ次々と失った。初めて自分の居場所だと思えたからこそ、その現実の厳しさに晒され、自分を見失って行く。Hip Hopへの情熱も薄れ、いつしか単なるドラッグディーラーに成り下がっていた。夢に邁進する姉の麻里とも距離を置くようになり、いつまでもうまくいかない現実から逃げる吉田は、ついに逮捕されるはめに。そしてその先に待っていたのは、最愛の姉との別れだった。これが、自分のやりたかったことなのか? 吉田はラッパーとして、1人の人間として、現実を乗り越えられるのか…。

キャスト

笠松将、大西礼芳、岡本智礼、中村織央、光根恭平、花沢将人、MAX、サンディー海、木村圭作、紗羅マリー、西原誠吾、飯田基祐、つみきみほ、松尾貴史、高岡蒼佑


スタッフ

監督:土屋貴史

作品データ

製作年
2019年
製作国
日本
配給
ファントム・フィルム
上映時間
114分

[c]2019「花と雨」製作委員会 

作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS