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ハニーボーイ

圧倒的な実力を誇る新世代スター ノア・ジュプ初主演作!
公開
2020/08/07(金)
レイティング
PG12
監督
アルマ・ハレル
出演
ノア・ジュプ、ルーカス・ヘッジズ、シャイア・ラブーフ

解説

ハリウッドの人気子役として活躍する12歳のオーティスは、いつも突然感情を爆発させる前科者で無職の"ステージパパ"ジェームズに、振り回される日々を送っていた。オーティス役には、『ワンダー 君は太陽』『フォードvsフェラーリ』のノア・ジュプ。ままならない日々をどうにか懸命に取り繕い、背伸びして頑張る姿は、愛らしく切なく健気な瞳で観る者の胸を締め付ける。サンダンス映画祭で審査員特別賞に輝き、Rotten tomatoesでは94%(2020.5.18現在)を弾き出した、本年度最高の注目作。

ストーリー

若くしてハリウッドのトップスターに躍り出たオーティス(ルーカス・ヘッジズ)は、撮影に忙殺されるストレスの多い日々の中で、アルコールに溺れるようになっていた。2005年のある夜、泥酔して車を運転し事故を起こしたオーティスは、「逃げ出したら4年間の服役」を条件に更生施設へ送られる。そこでPTSDの兆候があると診断され、「まさか」と驚くオーティス。原因を突き止めるために、今までの思い出をノートに書くようにと言われたオーティスは、過去の記憶を辿り始める。 真っ先に思い出すのは、父のこと。1995年、12歳のオーティス(ノア・ジュプ)は子役として働き、そのギャラで狭いモーテルに二人で暮らす父のジェームズ(シャイア・ラブーフ)を養っていた。かつては道化師の仕事をしていたが、酒とドラッグでトラブルを起こし離婚した父は、禁酒会に通いながらオーティスのマネージャー役を務めていた。 地域の子供たちのケアをしている政府の職員のトムが、そんなオーティスを心配して、何かと力になってくれる。だが、父親の座を奪われると思ったのか、ジェームズは息子に近づくなとトムを威嚇し、プールに突き落とす。いつも突然、感情を爆発させるジェームズに振り回されるオーティスの安らぎは、隣人の少女(FKAツイッグス)との交流だった。 ある時、テレビ映画の撮影で、カナダへ行くことになったオーティスは、離れて暮らす母に電話でパスポートを頼む。すると母は、ジェームズは前科のせいで国を出られないのではないかと指摘する。息子に知られたくなかったジェームズは激怒、電話の向こうとこちらで両親が互いに罵り合う言葉を、オーティスが伝えるという役目を負わされる。 もちろん、イヤな思い出ばかりではない。撮影所からの帰り道、父のバイクの後ろに乗って、大きな背中につかまるのはいつだってうれしかった。だが、過去が蘇るにつれ、オーティスの苛立ちは募り、治療を拒否するようになる。そんな彼にカウンセラーは、"本当のこと"を書くようにと諭すのだった。 勇気を出して、父親に初めて怒りをぶつけた夜のことを、カウンセラーに打ち明けるオーティス。威圧的に演技の練習を強いる父に、「前科者なのに僕のおかけで仕事と金をもらってる」と言い放ったのだ。あふれ出る感情をカウンセラーにぶつけるオーティス。だが、彼の口からは父への憎しみではなく意外な言葉が零れ落ちる。「親父が唯一くれた価値あるものは"痛み"だ。それを奪うのか?」 そしてオーティスは、決定的な"あの朝"のことを思い出す──。

キャスト

ノア・ジュプ、ルーカス・ヘッジズ、シャイア・ラブーフ


スタッフ

監督:アルマ・ハレル

作品データ

原題
HONEY BOY
製作年
2019年
製作国
アメリカ
配給
ギャガ
上映時間
95分

[c] 2019 HONEY BOY, LLC. All Rights Reserved.

作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS