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君が世界のはじまり

希望と絶望を爆発させる夜が幕を開ける──。
公開
2020/07/31(金)
レイティング
PG12
監督
ふくだももこ
出演
松本穂香

解説

2016年に短編小説「えん」で第40回すばる文学賞佳作を受賞。映画や舞台、ドラマの演出も手掛け、新時代の先頭に立つカルチャーアイコンの一人となりつつあるふくだももこ。彼女の原点である2本の短編小説「えん」と「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」を再構築し映画化。脚本家は、『リンダリンダリンダ』、『愚行録』などを手掛けてきた鬼才・向井康介。主演には、『おいしい家族』(19)以来、ふくだ監督と二度目のタッグとなる松本穂香を迎え、魂を焦がす青春映画の新たな傑作がここに誕生した。

ストーリー

大阪の端っこのとある町。深夜の住宅地で、中年の男が殺害される。犯人は高校生だった。この町の高校2年生のえん(松本穂香)は、彼氏をころころ変える親友の琴子(中田青渚)と退屈な日々を送っていたが、琴子がサッカー部のナリヒラ君(小室ぺい)に一目惚れしたことで、二人は徐々にすれ違うようになっていく。同じ高校に通う純(片山友希)は、母が家を出ていったことを無視し続ける父親に何も言えぬまま、放課後ショッピングモールで時間をつぶす。ブルーハーツを聴きながらふと通りかかった屋上で、東京から転校してきた伊尾(金子大地)と会い、求めるものもわからぬまま体を重ねるようになる。偶然ナリヒラ君の秘密を知るえん。急接近した二人を見て見ぬふりをする琴子。琴子に思いを寄せる、サッカー部キャプテンの岡田(甲斐翔真)。思いの捌け口を見つけられない純。田舎に閉じ込められた自分と義母を重ねる伊尾。変わらない町―。そんなある朝、父親殺しの犯人が逮捕され……。郊外の気怠い空気とそれぞれの感情が混じり合い、物語は疾走していく。

キャスト

松本穂香、中田青渚、片山友希、金子大地、甲斐翔真、小室ぺい、板橋駿谷、山中崇、正木佐和、森下能幸、江口のりこ、古舘寛治


スタッフ

監督:ふくだももこ

作品データ

製作年
2020年
製作国
日本
配給
バンダイナムコアーツ
上映時間
115分

[c] 2020『君が世界のはじまり』製作委員会

作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS