TOVE/トーベ
彼女は、いかに自由を愛し生きたのか――。
- 公開
- 2021/10/01(金)
- レイティング
- 監督
- ザイダ・バリルート
- 出演
- アルマ・ポウスティ
解説
日本を始め世界中で愛されるムーミンの物語。それは画家としてキャリアをスタートさせたアーティスト、トーベ・ヤンソン自身の人生を投影して生み出されたものだった。文学、コミック、舞台劇、アニメーションなど、今日においても色褪せること無く人々を楽しませ続けるムーミンのキャラクターたちは、いかにして育まれていったのか。本作はトーベ自身の人生のあり方とともに、その創作の秘密に肉薄してゆく。本国フィンランドでは公開されるや大絶賛で迎えられ、更に第93回アカデミー賞国際長編映画賞フィンランド代表へ選出された。
-
ストーリー
- 第二次世界大戦下のフィンランド・ヘルシンキ。激しい戦火の中、画家トーベ・ヤンソンは自分を慰めるように、不思議な「ムーミントロール」の物語を描き始める。やがて戦争が終わると、彼女は爆撃でほとんど廃墟と化したアトリエを借り、本業である絵画制作に打ち込んでいくのだが、著名な彫刻家でもある厳格な父との軋轢、保守的な美術界との葛藤の中で満たされない日々を送っていた。それでも、若き芸術家たちとの目まぐるしいパーティーや恋愛、様々な経験を経て、自由を渇望するトーベの強い思いはムーミンの物語とともに大きく膨らんでゆく。そんな中、彼女は舞台演出家のヴィヴィカ・バンドラーと出会い激しい恋に落ちる。それはムーミンの物語、そしてトーベ自身の運命の歯車が大きく動き始めた瞬間だった。
-
キャスト
-
アルマ・ポウスティ、クリスタ・コソネン
-
スタッフ
- 監督:ザイダ・バリルート
[c] 2020 Helsinki-filmi, all rights reserved
作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS