POP!

本音のままじゃ、オトナになれません。
公開
2021/12/17(金)
レイティング
G
監督
小村昌士
出演
小野莉奈

解説

地方テレビ局のチャリティー番組でオフィシャルサポーターをつとめる柏倉リン。「世界平和」を謳い募金を呼びかけているが、実生活では周りの大人とウマが合わず、アルバイト先でもうまくいかない。やがてハタチという人生の節目を迎えるが…。主演に、昨年大ヒットした『アルプススタンドのはしの方』の小野莉奈。シニカルな笑いで社会の矛盾を描き出したのは小村昌士監督。音楽は若き奇才ビートメイカー・Aru-2。世界の不寛容にもがく少女の姿を、ポップな映像と毒のあるユーモアで描き出す異色の成長譚。

上映スケジュール

上映予定映画館については、作品公式サイトなどでご確認ください。


ストーリー

女優を夢見る17歳の少女・柏倉リン(小野莉奈)は、参加したオーディションで指示された死に絶える演技をせずに、必死にしぶとく生き残ろうとする。しびれを切らした監督から「目立ちたいだけだろ!」と指摘されても、生真面目なリンは何も答えることができなかった…。それから2年後。20歳を目前にしたリンは、地方テレビ局のチャリティー番組『明日のアース』のチャリティーサポーターを一生懸命に務めていた。それが女優としての唯一の仕事。残りの時間は、ほとんど人の訪れることのないだだっ広い野外駐車場のアルバイト監視員として一人過ごしていた。"他愛のない会話"にのれず、"盛り上がる雰囲気"にも疎外感を覚えてしまうリンは、『明日のアース』を一緒に作るスタッフの菊田(菊田倫行)、庄司(小林且弥)、マイコ(野村麻純)らと本音の部分では打ち解けることができないでいる。女優としての仕事でも一人。アルバイト先でも一人。一人暮らしの自宅での話し相手はもっぱらAIという孤独。それにも関わらず『明日のアース』では、ハート型の被り物を頭に乗せて、地球への愛を語り、小さな子供たちの夢を応援しなければならない。一度疑問を抱くと思い悩まずにはいられない性格の持ち主でもあるリンは「愛ってなんだ!?」と壮大な苦悩に直面。しまいには番組進行にも支障をきたしてしまう。周りに合わせて上手く生きることができず、自分にも正直になれない。そもそも自分が一体何者なのかも掴めない日々。19歳という子供と大人の狭間。周りは前に進んでいるのに、自分一人だけが停滞している気分。野外駐車場のもう一人のアルバイト監視員はいつまでたっても姿を現さず、駐車場には誰も利用しないのをいいことに一台の青い廃車が違法投棄されてしまう。モヤモヤは蓄積するばかりだ。そんなある日、バイト帰りのリンは奇妙な覆面とおもちゃの髭を付けた謎の青年(三河悠冴)に遭遇する。河川敷で自家製爆弾を破裂させたその青年こそ、巷で話題の連続爆弾魔だった。報道番組で「目立ちたいだけ」と嘲笑されていた爆弾魔の心情を勝手に自らのフラストレーションに重ねて共感を抱くリンは、一気に爆弾魔への興味を深めていく。都内市内の地図を前に爆弾魔の犯行の形跡を辿る中で、リンはあることに気づく。それぞれの犯行現場の点を線で結ぶと、“ハート”の形になることに。ここに"愛"の正体があると早合点したリンは、次回の犯行現場に目星を付けて先回りすることに。その推理は大正解。連続爆弾魔と対峙する。生き生きとそして得意顔で、リンは都内の地図を見せながら犯行目的の推測を爆弾魔に伝える。「どうしてハートマークなの?」。すると爆弾魔はこう答える。「違うよ、ケツだよ」。思いもよらない答え合わせ。POP!何かがはじける音がした。そしてリンはついに人生の岐路である、"ハタチ"の誕生日を迎える…。

キャスト

小野莉奈、三河悠冴、小林且弥、野村麻純、菊田倫行、木口健太、成瀬美希、中川晴樹


スタッフ

監督:小村昌士

作品データ

製作年
2020年
製作国
日本
配給
ムービー・アクト・プロジェクト
上映時間
86分

[c] 2G FILM

作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS

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券種
枚数
前売一般  ¥1,500
合計金額
¥0
販売終了日 : 2021/12/16(木)
販売終了まで残り

購入に際してのご注意

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