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Summer of 85

あの夏の君を、心に刻んだ
公開
2021/08/20(金)
レイティング
PG12
監督
フランソワ・オゾン
出演
フェリックス・ルフェーヴル、バンジャマン・ヴォワザン

解説

フランス映画界の巨匠フランソワ・オゾン監督最新作!自身が17歳の時に出会い深く影響を受けた小説「おれの墓で踊れ」を映画化。描かれるのは、少年たちの運命の出会いと永遠の別れ。原作小説に感銘を受けた自身の10代当時の感情を投影しながら、忘れられないひと夏の初恋物語を鮮やかに映し出す。予告なしに始まる胸の高鳴り、とめどなく溢れ出す愛おしさ、その存在が世界のすべてになるほど深く誰かを想う、生まれて初めての経験。愛する喜びと苦しさに身を焦がす少年たちの姿が、誰の心にも甘く切ない初恋の衝動を呼び起こす。

ストーリー

セーリングを楽しもうとヨットで一人沖に出た16歳のアレックスは、突然の嵐に見舞われ転覆してしまう。そんな彼に手を差し伸べたのは、ヨットで近くを通りかかった18歳のダヴィド。運命の出会いを果たした二人だが、その6週間後に、ダヴィドは交通事故で命を落としてしまう。永遠の別れが訪れることなど知る由もない二人は急速に惹かれ合い、友情を超えやがて恋愛感情で結ばれるようになる。アレックスにとってはこれが初めての恋だった。互いに深く想い合う中、ダヴィドの提案によって「どちらかが先に死んだら、残された方はその墓の上で踊る」という誓いを立てる二人。しかし、一人の女性の出現を機に、恋焦がれた日々は突如終わりを迎える。嫉妬に狂うアレックスとは対照的に、その愛情の重さにうんざりするダヴィド。二人の気持ちはすれ違ったまま、追い打ちをかけるように事故が発生し、ダヴィドは帰らぬ人となってしまう。悲しみと絶望に暮れ、生きる希望を失ったアレックスを突き動かしたのは、ダヴィドとあの夜に交わした誓いだった─。

キャスト

フェリックス・ルフェーヴル、バンジャマン・ヴォワザン、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、メルヴィル・プポー


スタッフ

監督:フランソワ・オゾン

作品データ

原題
Été 85
製作年
2020年
製作国
フランス
配給
フラッグ、クロックワークス
上映時間
101分

[c] 2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINÉMA–PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES

作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS