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有り、触れた、未来

すべての「物語(いのち)」はつながって、未来になる―。
公開
2023/03/10(金)
レイティング
G
監督
山本透
出演
桜庭ななみ

解説

本作の監督・脚本は『グッモーエビアン!』『九月の恋と出会うまで』等で知られる山本透。「コロナ禍の閉塞的な社会で、自殺者や不登校児童が増えるなか、命の大切さを伝える 力強い作品を作りたい」と、本作の為に集まった総勢22人の若手俳優からなるプロデューサーチームと共に企画から資金集め、制作まで、自主映画としてゼロからスタート。出演は、桜庭ななみ、手塚理美、杉本哲太、仙道敦子、北村有起哉など、本作の趣意に賛同した豪華俳優陣が集結し、絡み合うそれぞれの物語をしっかりと支え、重厚な人間ドラマを奏でている。

ストーリー

彼氏を事故で失った、元バンドマンの女性(桜庭ななみ)。30歳を過ぎても、ボクシングを続けるプロボクサー(松浦慎一郎)とその妻(金澤美穂)。1分1秒でも長く生き、娘の結婚式へ出席したい、末期癌と闘う女性(仙道敦子)。将来に不安を感じながら「魂の物語」を演じる若い舞台俳優たち。そして、自然災害で家族を亡くし、自殺願望を抱く中学生の少女(碧山さえ)。妻と息子を亡くし少女の父親(北村有起哉)も生きる希望をなくしていたが、傷ついた娘のために、再び生きることに立ち向かいだす。そんな二人を懸命に支える年老いた祖母(手塚理美)、優しい親友(鶴丸愛莉)と担任教師(宮澤佑)。たくさんの人々の想いを受けて、少女の心は、少しずつ変化し始める―。全ての登場人物が抱えている問題は、角度は違っても全て「命」と向き合った物語。いくつもの物語が、複雑に折り重なり、それぞれの人生が交錯する。「支え合い、分かち合い、何度でも立ち上がる」それは、「ありふれた物語」であると同時に「有り、触れられないモノ」の哀しさと「有り、触れられるモノ」の尊さを教える。

キャスト

桜庭ななみ、碧山さえ、鶴丸愛莉、松浦慎一郎、高橋努、宮澤佑、舞木ひと美、高品雄基、谷口翔太、岩田華怜、金澤美穂、淵上泰史、入江甚儀、麻生久美子、萩原聖人、原日出子、仙道敦子、杉本哲太、手塚理美、北村有起哉


スタッフ

監督:山本透

作品データ

製作年
2023年
製作国
日本
配給
Atemo
上映時間
132分

[c]UNCHAIN10+1

作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS