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あちらにいる鬼

井上荒野著「あちらにいる鬼」が日本を代表する布陣で映画化!
公開
2022/11/11(金)
レイティング
R15+
監督
廣木隆一
出演
寺島しのぶ、豊川悦司、広末涼子

解説

瀬戸内寂聴、井上光晴とその妻。実在した人物をモデルに語られる、男女3人の特別な関係―――出会うべくして出会い、雷に打たれたように互いにのめり込んでいく男女と、全てを承知しながら心を乱すことのない男の妻。共犯にも連帯にも似た3人の関係を見続けてきた光晴の長女で、直木賞作家の井上荒野が虚実を織り交ぜながら綴った傑作小説「あちらにいる鬼」。文学に導かれ、求め合う主人公2人――長内みはる、のちの寂光を寺島しのぶ、みはるが愛する白木篤郎を豊川悦司が演じ、白木の妻・笙子を広末涼子が演じる。

ストーリー

昨年11月、満99歳で波乱の人生を全うした作家・僧侶の瀬戸内寂聴。1960年代から人気作家・瀬戸内晴美として活躍した彼女が1973年、51歳で出家した背景には、同業者で妻子ある井上光晴との恋があった。人気作家の長内みはる(寺島しのぶ)は、講演旅行をきっかけに戦後派を代表する作家・白木篤郎(豊川悦司)に強く惹かれ、男と女の仲になる。一方、白木の妻である笙子(広末涼子)は、繰り返される夫の情事に気づきながらも黙認、夫婦として平穏な生活を保っていた。だが、みはるにとって白木は肉体の関係だけに終わらず、〈書くこと〉による繋がりを深めることで、かけがえのない存在となっていく。白木の故郷である長崎県を共に訪れたはみるは、白木に告げる。「出家しようと思うの」。

キャスト

寺島しのぶ、豊川悦司、広末涼子


スタッフ

監督:廣木隆一

作品データ

製作年
2022年
製作国
日本
配給
ハピネットファントム・スタジオ
上映時間
139分

[c] 2022「あちらにいる鬼」製作委員会

作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS