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ビー・ジーズ 栄光の軌跡

時代を生き抜く音楽がある。人生と共に歩んだ音楽がある。
公開
2022/11/25(金)
レイティング
G
監督
フランク・マーシャル
出演
バリー・ギブ、ロビン・ギブ、モーリス・ギブ

解説

映画『小さな恋のメロディ』(1971)や『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977)のサウンドトラックでも知られるビー・ジーズ。しかし、輝かしい瞬間ばかりだったように見えるビー・ジーズの歩みは、実際には逆風と戦い続ける日々でもあった。これは倒れても何度でも立ち上がり、時代とジャンルを超越して"人生のサウンドトラック"ともいえる名曲の数々を生み出し続けたビー・ジーズの3兄弟を描いた感動の音楽ドキュメンタリー。監督は『バック・トゥ・ザ・フューチャ』などのプロデューサーでもあるフランク・マーシャル。

ストーリー

ビー・ジーズは英国出身のバリーと双子の弟ロビンとモーリスのギブ3兄弟によるグループ。少年時代から音楽活動を開始し、パフォーマー/バンド、ソングライティング・チームとして、半世紀を超えるキャリアを誇る。全世界でのレコード・CDセールスは2億2千万枚超、書いた曲は1,100曲以上、そのうち全英・米No.1ヒットが20曲、トップ10ヒットが70曲を数える。個性的なリード・ヴォーカリストであるバリーとロビンを擁し、モーリスも加わったタイトで透明感のあるスリー・パート・ハーモニーとファルセットボイスもトレードマークだ。「ビー・ジーズはビートルズやボブ・ディランに比肩する存在だ」とオアシスのノエル・ギャラガーが語るように、現役の人気アーティストの中にも熱いファンは多い。インタビューには、前出のノエル・ギャラガーをはじめ、ビー・ジーズをこよなく敬愛するエリック・クラプトン、ニック・ジョナス(ジョナス・ブラザーズ)、クリス・マーティン(コールド・プレイ)、ジャスティン・ティンバーレイク、マーク・ロンソンなどの錚々たるアーティストが参加。「ビー・ジーズを語りたい」という有名アーティストの数の多さに製作陣が対応に困ったという逸話すらある。しかし、たぐいまれな才能に恵まれ、輝かしい瞬間ばかりだったように見えるビー・ジーズの歩みは、実際には逆風と戦い続ける日々だった。「マサチューセッツ」のヒットで60年代末の英国を席巻するものの、名声のもたらすプレッシャーから若きグループはやがて空中分解。70年代に入って和解・再結成後は、全米No.1に「ロンリー・デイ」「傷心の日々」を送り込み、日本では映画『小さな恋のメロディ』(1971)のサウンドトラックが大ヒット。しかし今度は、バンドとしての音楽性が時代にそぐわずセールスは徐々に下り坂に。音楽業界での生き残りをかけて、アルバム「メイン・コース」(1975)を機にアメリカに拠点を移す。これが功を奏し、グループはR&Bバンドとして開花。特に映画『サタデー・ナイト・フィーバー』のサウンドトラックは一大文化現象となり、1978年には全米チャート上位をビー・ジーズ関連の曲が独占する事態も。だが、"フィーバー"が吹き過ぎた後は、世界規模の名声を得た反発としてディスコのレッテルに悩まされることになる。それでも、3兄弟は多様性に富むソングライターとしてふたたび立ち上がり、グループとしても清新な「ユー・ウィン・アゲイン」(1987)で全英チャートを制覇。2003年にモーリス、2012年にロビンが逝去した後、バリーは鎮魂と再生の思いをこめたソロアルバムで初の全英No.1を達成した。これは倒れても何度でも立ち上がり、時代とジャンルを超越して"人生のサウンドトラック"ともいえる名曲の数々を生み出し続けたビー・ジーズを描いた感動の音楽ドキュメンタリーだ。

キャスト

バリー・ギブ、ロビン・ギブ、モーリス・ギブ


スタッフ

監督:フランク・マーシャル

作品データ

原題
The Bee Gees: How Can You Mend a Broken Heart
製作年
2020年
製作国
アメリカ
配給
STAR CHANNEL MOVIES
上映時間
111分

[c] 2020 Polygram Entertainment, LLC – All Rights Reserved.

作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS