658km、陽子の旅
もう、間に合わないかもしれないけれど。
- 公開
- 2023/07/28(金)
- レイティング
- 監督
- 熊切和嘉
- 出演
- 菊地凛子
解説
父の訃報を受け東京から青森の実家までヒッチハイクをすることになった主人公・陽子が、東京から青森を北上する旅の中で出会う人々とのトラブルや温かい交流を通して、後悔を抱え孤立した心を癒していく一夜の物語。TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM2019脚本部門で受賞したオリジナル脚本を、熊切和嘉監督が菊地凛子を主演に迎えメガホンをとった。竹原ピストル、オダギリジョーをはじめとする豪華キャストが脇を支え、菊地凛子演じる陽子の孤独と孤立に凍った心が解けていく様に心が揺さぶられるロードムービー。
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ストーリー
- 42歳 独身 青森県弘前市出身。人生を諦めなんとなく過ごしてきた就職氷河期世代の在宅フリーター陽子(菊地凛子)は、かつて夢への挑戦を反対され20年以上断絶していた父が突然亡くなった知らせを受ける。 従兄の茂(竹原ピストル)とその家族と共に車で弘前へ帰ることに。しかし、途中のサービスエリアでトラブルを起こした子どもに気を取られた茂の一家に置き去りにされてしまう。陽子は弘前に向かうことを逡巡しながらも、所持金がない故にヒッチハイクをすることに。しかし、出棺は明日正午。北上する一夜の旅で出会う人々―懸命に働くシングルマザー(黒沢あすか)、人懐こい女の子(見上愛)、怪しいライター(浜野謙太)、心暖かい夫婦(吉澤健、風吹ジュン)。そして陽子の前に立ちはだかるように現れる若き日の父の幻(オダギリジョー)により、陽子の止まっていた心は大きく揺れ動いてゆく。冷たい初冬の東北の風が吹きすさぶ中、はたして陽子は明日の出棺までに弘前の実家にたどり着くのか…。
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キャスト
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菊地凛子、竹原ピストル、黒沢あすか、見上愛、浜野謙太、仁村紗和、篠原篤、吉澤健、風吹ジュン、オダギリジョー
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スタッフ
- 監督:熊切和嘉
[c]2022「658km、陽子の旅」製作委員会
作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS