浜田省吾『A PLACE IN THE SUNat 渚園 Summer of 1988』
35年の時を経て21世紀によみがえる伝説の野外ライブ
- 公開
- 2023/05/05(金)
- レイティング
- 監督
- 板屋宏幸
- 出演
- 浜田省吾
解説
1988年8月20日、静岡県浜名湖畔「渚園」で行われた浜田省吾にとって三度目の野外ライブ「A PLACE IN THE SUN」。5万5千人を動員したライブを記録した膨大なオリジナルネガフィルムを4Kデジタルリマスターと5.1chサラウンドミックスで高臨場感を再現したライブ映像。35年前の記録映像にも関わらず、まるで当時のライブ会場の空気感を感じさせるスペシャルなコンテンツに、世代を越えて21世紀の今、感動をともにする―。
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ストーリー
- 浜田省吾は86年のアルバム「J.BOY」で初のアルバムチャート一位を達成。88年はその続編ともいえるアルバム「FATHER‘S SUN」を発売して二作連続で一位を記録。88年のツアーはホール、アリーナを含めた100公演のロングツアーの真っ最中というライブアーテイストとして最もアグレッシブだった時期の姿がここにある。そして、そのツアーの最中、89年1月に昭和が終わり平成になった。昭和の最期を飾る「A PLACE IN THE SUN」。当時のソロアーテイストの単独イベントとして最大動員数を記録した日本のコンサート史上屈指の野外イベントだったが、その割に語られる機会も多くなかったのではないだろうか。直接現場に足を運んだ東京のメデイアや関係者も限られていたように思う。つまり、会場にいた人以外にその全体像を知る術がないというまさしく「伝説」のライブとなっていた。今更語るまでもないだろうが、浜田省吾はライブに対しての彼の考え方がある。なぜ映像を出すことに積極的でなかったか。「ライブとライブビデオは似ているようで全く違うものだと思う」という89年の雑誌でインタビューに答えた浜田省吾の言葉が残されている。その中で「渚園」について「この映像を観てあらためてこんなに規模の大きいコンサートだったのかと驚いた(笑)」という発言があった。あれから35年。今、あのライブを映画館で観ることが出来るのか、という快哉に似た驚きはそうした背景があってこそなのは言うまでもない。――― 田家秀樹(音楽評論家/ノンフィクション作家)
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キャスト
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浜田省吾、町支寛二(Guitars)、板倉雅一(Keyboards)、梁邦彦(Keyboards)、江澤宏明(Bass)、高橋伸之(Drums)、古村敏比古(Saxophones)、小林正弘(Trumpet)、水谷公生(Guitars)、Pecker(Percussoin)
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スタッフ
- 監督:板屋宏幸
[c]2023 Road & Sky
作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS