遺灰は語る
わたしは見た。何を?
- 公開
- 2023/06/23(金)
- 監督
- パオロ・タヴィアーニ
- 出演
- ファブリツィオ・フェッラカーネ、マッテオ・ピッティルーティ、ロベルト・エルリツカ
解説
『グッドモーニング・バビロン!』(1987)『塀の中のジュリアス・シーザー』(2012)などで知られるイタリアの名匠タヴィアーニ兄弟。本作は、2018年に兄ヴィットリオが死去した後、現在91歳の弟パオロが初めて一人で監督した美しい傑作。昨年のベルリン国際映画祭でワールドプレミアされ、国際映画批評家賞に輝いた。
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ストーリー
- 映画の主人公は、1936年に亡くなったノーベル賞作家ピランデッロの"遺灰"である。死に際し、「遺灰は故郷シチリアに」と遺言を残すが、時の独裁者ムッソリーニは、作家の遺灰をローマから手放さなかった。戦後、ようやく彼の遺灰が入った壺が、故郷へ帰還することに。ところが、アメリカ軍の飛行機には搭乗拒否されるわ、はたまた壺が忽然と消えるわ、次々にトラブルが…。遺灰はシチリアにたどり着けるのだろうか――!?
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キャスト
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ファブリツィオ・フェッラカーネ、マッテオ・ピッティルーティ、ロベルト・エルリツカ
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スタッフ
- 監督:パオロ・タヴィアーニ
[c] Umberto Montiroli
作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS