おしゃべりな写真館

誰にも、もっと話したい物語がある。ここは十勝・鹿追にも
公開
2024/03/29(金)
レイティング
G
監督
藤嘉行
出演
中原丈雄、山木雪羽那、賀来千香子、橋爪功

解説

反戦をテーマにした『明日へ』の地方上映興行の中で、十勝にある鹿追で上映したことがきっかけで、『おしゃべりな写真館』を製作することに 脚本のアイデアを練るために瓜幕に最初、数ヶ月トレーラーハウスに監督自身が移住。ロケハンを兼ねた新聞配達をしたり、農作業を手伝ったりと住民たちと交流しながら映画のアイデアを練り上げていった。 鹿追で1年の四季を通した撮影やメインである『三國写真館』を草原にオープンセットで建設したりと今の時代では考えらないことに地元住民の支援がささえとなって完成させることができました。

ストーリー

北海道の十勝平野の北部、鹿追町に100年近い歴史のある写真館が建っている。三代目・三國勘太郎(橋爪功)が亡くなり住む人のいない写真館に、2年前に亡くなった娘・敬子(賀来千香子)の夫、フォトグラファーの松原雄二(中原丈雄)がやってくる。緑内障となり失意の雄二の元へ、「写真館を譲る」と勘太郎の遺書が届いたからだった。 写真館を処分するつもりでやって来たのだが、鹿追町の大自然に触れ、離れづらくなっていく。冬のある日、雪の中で動けなくなっている少女・吉本麻衣(14)を助ける。麻衣は、京都から山村留学でこの地へ来ていた中学生だった。心に傷を持つ麻衣と目が見えなくなる失意の雄二。雄二は、麻衣の里親となり写真館での二人暮らしが始まる。そこへ、幽霊の勘太郎と敬子が現れる。驚く麻衣。麻衣には、幽霊と話せる能力があったのだ。勘太郎は、死ぬまでに町の人々の写真集を作るという計画を持っていた。カメラを持たなくなった雄二を、麻衣に協力させ写真を撮らせようとする勘太郎。敬子は、愛する夫を残し先立ったことを雄二に謝りたいが、どうすることもできない。 果たして、雄二は、目が見えなくなる中、カメラを持つことができるのか?麻衣の心の傷は、癒えるのか?勘太郎の写真集は完成し、成仏できるのか?敬子は、雄二を励まし愛していると伝えられるのか?大自然の四季を通して、4人(2人は幽霊)の思いが描かれる心温まるドラマ。

キャスト

中原丈雄、山木雪羽那、賀来千香子、橋爪功、小宮孝泰、中川和恵、なすび、橋爪渓、水町レイコ、上地慶、勝部演之、谷川清美


スタッフ

監督:藤嘉行

作品データ

製作年
2023年
製作国
日本
配給
プラント!フィルムズ
上映時間
120分

[c]和ら美

作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS
券種
枚数
鑑賞一般  ¥1,900
合計金額
¥0

購入に際してのご注意

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    鑑賞一般:鑑賞券1,710円・手数料190円・税込

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