解説

ソロとしても独自の道を切り開く堂本剛が、監督による約2年前からのオファーに心を動かされ、27年ぶりに映画単独主演を果たす。さらに今回はアーティストとして映画音楽に初挑戦。監督･脚本を務めるのは荻上直子。 数々のオリジナル脚本で話題作を生み出し、前作『波紋』(23)での第33回日本映画批評家大賞･監督賞受賞も記憶に新しい。独特の世界観で奇妙なおかしみのある人間たちを描いてきた荻上の作家としての神髄が凝縮されたテーマで夢のタッグが実現した。