解説

『八月のクリスマス』で商業長編監督デビュー、韓国映画ニューウェイブの始まりをいち早く世界に告げたホ・ジノ監督による最新作。本作では家族間の親密な描写を細やかに積み重ねながら、人間の心理の奥底に潜む淀みや揺れ動きを緻密に衝撃的に描きあげた。キャストには『ペパーミント・キャンディー』(99)などのソル・ギョング、約5年ぶりのスクリーン復帰となるチャン・ドンゴン、韓国ケーブルテレビ史上高視聴率を記録した「夫婦の世界」出演のキム・ヒエ、ハリウッドでも活躍のクローディア・キムら韓国を代表する名優が揃う。