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TESE

鄭大世(チョン・テセ)の魂の叫びを追いかけたドキュメンタリー
公開
2011/11/26(土)
レイティング
G
監督
姜 成明
出演
鄭大世(チョン・テセ)

解説

日本に生まれ、日本で育った元Jリーガー ― 鄭大世(チョン・テセ) ― 何故、彼は「北朝鮮代表」を選んだのか? 彼にとって「祖国」とは? 彼にとって「サッカー」とは? 魂の叫びを追い掛けたドキュメンタリー

ストーリー

これまで、数々の在日サッカー選手が北朝鮮代表に名を連ねた。しかし、ほとんどの選手が「お客様」としての扱いを受け、主力としては考えられてこなかった。「日本に在住する在日コリアンは、別の人種」と思われていたためだ。そんな状況下で現れた待望のストライカー、鄭大世。父親は韓国籍の在日であるが、朝鮮学校で教育を受けてきたため、本人は祖国を北朝鮮としている。そのため人一倍、反骨精神が強く、それがまた問題になることも多い。また、在日コリアンであるためか、実力通りの評価をされないことなど、様々な障害を乗り越えながらJリーグで活躍を続けてきた。日本代表にはいないタイプの重量型選手として、ストライカー不足の日本代表に彼がいればと思うサッカーファンは多かったはずだ。そして、自ら選択した北朝鮮代表として、様々な苦悩と問題を抱えながら、見事予選を突破。2010年W杯南アフリカ大会への出場権を手に入れた。世界王者・ブラジル戦の惜敗、そしてポルトガル戦の歴史に残る大敗。数年に渡り、寄り添ってきたカメラは鄭大世の真実を映し出す。そして夢にまで見たワールドカップの舞台を鄭大世はどう見たのか?帰国後、突如と発表されたドイツブンデスリーガ2部への移籍。政治と国の問題に揺さぶられながらも、ゴールだけを追い求めてきた鄭大世の素顔が明かされる。スポットライトに照らされた日本代表選手たちの影で、必死にゴールを求めてきた男の記録。日本、韓国、北朝鮮、南アフリカ、そしてドイツ。数々の国を舞台に描かれる、サッカー選手・鄭大世の記録。次なる舞台は、2014年W杯ブラジル大会。そのアジア3次予選では、日本代表と激突する。鄭大世の挑戦は、まだ終わらない―

キャスト

鄭大世(チョン・テセ)


スタッフ

監督:姜 成明
製作:萩尾裕茂、小曽根太、川村英己
プロデューサー:楠智晴、内田英治

作品データ

製作年
2011年
配給
(配給協力)角川メディアハウス
上映時間
85分

[c]2011「TESE」製作委員会

作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS