アート・オン・スクリーン
一筆のタッチの向こう側に、画家たちは何をみていたのか?
- 公開
- 2021/01/29(金)
解説
アート・オン・スクリーンは、"映画館の大画面で美術を楽しむ"という全く新しい体験を提案するアート・ドキュメンタリーシリーズ。現地の風景、建築、文化に触れながら、時代背景と共に専門家による解説と併せてアーティストの人生に迫り、作品に秘められた想いを紐解く映像エンターテインメントです。今回のテーマは、「時代を創った芸術家たちの作品とその背景」。美術史に燦然と輝く功績を残し、今なお影響を与え続けているレオナルド・ダ・ヴィンチ、パブロ・ピカソ、フリーダ・カーロのドキュメンタリー映画3作品を公開します。
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ストーリー
- 【天才画家ダ・ヴィンチのすべて LEONARD: THE WORKS】世界で最も有名な芸術家、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画に焦点をおき、多面的な稀代の天才の生涯に迫る本作品では、世界8カ国のロケーションを敢行。508億円で落札され、ルーブル美術館で開催された『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』で展示予定であったが、直前に展示中止となり、現在行方不明ともいわれるダ・ヴィンチ最後の作品『サルバトール・ムンディ』を含む、現存する"ダ・ヴィンチ作"といわれるすべての絵画の撮影に成功。『モナ・リザ』、『最後の晩餐』、『岩窟の聖母』などの美術史上最高の傑作が、ハイビジョンカメラによりこれまでに例がないほど詳細にわたり撮影された。世界のどんな美術館でも決して実現することのできないレオナルド・ダ・ヴィンチの全絵画の一大展覧会が、映画館の大画面で繰り広げられる。 【ピカソがピカソになるまで YOUNG PICASSO】20世紀を代表する美術界の巨匠ピカソ。美術教師の父の影響のもと技術を磨いた幼少期、愛と人生に苦悩し新たな表現を模索し続けた「青の時代」、「ばら色の時代」。そしてピカソ25歳の時、彼の名を世界中に知らしめ、"現代絵画の出発点"といわれるようになる『アヴィニョンの娘たち』が描かれる。ピカソはいかにして「ピカソ」となっていったのか?若き日のピカソに大きな影響を与えた故郷スペインのマラガ、バルセロナ、そして芸術の都パリの3都市をめぐり、数々の初期の貴重な作品と彼の青春時代の道のりに焦点をあてた意欲作。 【フリーダ・カーロに魅せられて FRIDA KAHLO】自身の人生をカンヴァスに描き続けた、メキシコの現代絵画を代表するフリーダ・カーロ。画家としての彼女を、私たちはどれだけ「本当に」知っているだろうか?現在『フリーダ・カーロ博物館』となっている彼女の生家である有名な『青い家』や、メキシコシティにあるフリーダ・カーロの作品を所有するすべての美術館、ギャラリー、また各国で開催されている彼女に関する展覧会も収録。花冠とカラフルな民俗衣装をまとい、時代のミューズとなった彼女の人生の根底に流れるものを、民俗芸術の第一人者としても知られる彼女の絵画を通じて探る。彼女の日記や書簡を紐解き、魅惑的で壊れやすくも、激しく燃えたフリーダの魂を解き明かしていく。
作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS