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映画検閲

現実が、映画の中に、溶けていく
公開
2024/09/06(金)
レイティング
R15+
監督
プラノ・ベイリー=ボンド
出演
ニアフ・アルガー

解説

第37回サンダンス映画祭をはじめ、世界中の名だたる映画祭で喝采を浴びた狂気と戦慄のサイコスリラーがついに日本に上陸。有害な映画<ビデオ・ナスティ>ムーブメントと、政府による映像検閲・規制が激化した1980年代のイギリスを舞台に、"社会のため"に過激なシーンをカットする映画検閲官が、次第に現実と創作物の区別がつかなくなっていき、暴力的な映画の世界に取り込まれていく恐怖を描く。監督は本作が長編デビューとなった気鋭の女性監督プラノ・ベイリー=ボンド。

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ストーリー

1980年代のサッチャー政権下、有害な映画<ビデオ・ナスティ>と呼ばれた、低予算で制作され、どぎつい暴力シーンや、性描写を売りにした過激な映画群があった。映画に感化された鑑賞者が、同じような残虐行為や性加害を行わないために、事前検閲を行う映画検閲官のイーニッド(ニアフ・アルガー)は"リトル・ミス・パーフェクト"と呼ばれ、その冷徹なレイティングにも絶対的な自信を持っていた。イーニッドがいつも通り作品をチェックしていると、とある作品が目に留まる。とあるホラー映画の出演者が、幼い頃行方不明になった妹のニーナに似ていることに気づき、次第に虚構と現実の境界があいまいになっていく―。妹の不可解な失踪と未だ向き合えていないイーニッドは、真相につながるかもしれない不気味なホラー映画と、謎めいた映画監督の背後にある真実を解き明かすことを決意する。その記憶は創られたものなのか、狂気に苛まれ自制を失うイーニッドに待ち受ける現実とは……。

キャスト

ニアフ・アルガー、ニコラス・バーンズ、ヴィンセント・フランクリン、マイケル・スマイリー


スタッフ

監督:プラノ・ベイリー=ボンド

作品データ

原題
CENSOR
製作年
2021年
製作国
イギリス
配給
オソレゾーン
上映時間
84分

[c] Censor Productions Ltd/ The British Film Institute/ Channel Four Television Corporation/ Ffilm Cymru Wales 2020

作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS