NEWシネマ歌舞伎『三人吉三』
- 公開
- 2024/05/24(金)
- レイティング
- 監督
- 串田和美
- 出演
- 中村勘九郎、中村氏七之助、尾上松也
解説
中村勘九郎、中村七之助、尾上松也といった歌舞伎の次世代を担う三人に、ジャンルを超えた個性豊かな俳優たちが集結した熱い舞台が映画館に蘇る―。河竹黙阿弥が生み出した歌舞伎の名作に現代のアーティスト・串田和美が手を加え、新たな光を当てた作品が、「NEWシネマ歌舞伎」として誕生。
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ストーリー
- 節分の夜、同じ吉三の名を持つ三人の盗賊が出会い、義兄弟の血盃を交す―― 僧侶崩れの和尚吉三、男に生まれながらも振袖姿のお嬢吉三、浪人のお坊吉三。数奇な運命に導かれ翻弄されながらも、がむしゃらに命を賭して生きる三人。名刀「庚申丸」と「百両の金」が様々な人々の手を巡りもたらす悲劇の連鎖……。
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キャスト
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中村勘九郎、中村氏七之助、尾上松也
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スタッフ
- 監督:串田和美
[c]松竹株式会社
シネマ歌舞伎『桜姫東文章 上の巻』
- 公開
- 2024/06/14(金)
- レイティング
- 出演
- 片岡仁左衛門、坂東玉三郎
解説
確かな演技力に加え、圧倒的な美しさで絶大な人気を誇る片岡仁左衛門と坂東玉三郎。かつて"孝玉コンビ"と呼ばれ、一大ブームを巻き起こし、半世紀を経た今なお、その人気は衰えないばかりか新たな観客を魅了し続けている。そんな二人が、多くの熱烈な要望を受け伝説的な演目『桜姫東文章』で36年ぶりに共演。匂いたつような色気溢れる演技でつとめあげている。
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ストーリー
- 恋の因果を描いた、歌舞伎史上最もスキャンダラスでドラマティックな物語 鬼才・鶴屋南北による『桜姫東文章』は、 自分を襲った顔も名前も知らぬ男を思い続ける桜姫、あらゆる悪事に手を染める危険な男 権助、かつての恋人と姿を重ね桜姫に執着する僧 清玄を中心に、それぞれの欲望が絡み合いながら、劇的な物語が展開していく。桜姫の辿る数奇な運命、美しく濃密な濡れ場、絢爛豪華な舞台セットなど、見どころ満載の人気演目を上の巻と下の巻の2部作として上映。
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キャスト
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片岡仁左衛門、坂東玉三郎
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スタッフ
[c]松竹株式会社
シネマ歌舞伎『桜姫東文章 下の巻』
- 公開
- 2024/07/12(金)
- レイティング
- 出演
- 片岡仁左衛門、坂東玉三郎
解説
確かな演技力に加え、圧倒的な美しさで絶大な人気を誇る片岡仁左衛門と坂東玉三郎。かつて"孝玉コンビ"と呼ばれ、一大ブームを巻き起こし、半世紀を経た今なお、その人気は衰えないばかりか新たな観客を魅了し続けている。そんな二人が、多くの熱烈な要望を受け伝説的な演目『桜姫東文章』で36年ぶりに共演。匂いたつような色気溢れる演技でつとめあげている。
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ストーリー
- 恋の因果を描いた、歌舞伎史上最もスキャンダラスでドラマティックな物語 鬼才・鶴屋南北による『桜姫東文章』は、 自分を襲った顔も名前も知らぬ男を思い続ける桜姫、あらゆる悪事に手を染める危険な男 権助、かつての恋人と姿を重ね桜姫に執着する僧 清玄を中心に、それぞれの欲望が絡み合いながら、劇的な物語が展開していく。桜姫の辿る数奇な運命、美しく濃密な濡れ場、絢爛豪華な舞台セットなど、見どころ満載の人気演目を上の巻と下の巻の2部作として上映。
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キャスト
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片岡仁左衛門、坂東玉三郎
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スタッフ
[c]松竹株式会社
シネマ歌舞伎『京鹿子娘二人道成寺』
- 公開
- 2024/08/09(金)
- レイティング
- 出演
- 坂東玉三郎、尾上菊之助
解説
歌舞伎舞踊の大曲「娘道成寺」を、二人で踊る趣向の「二人道成寺」。本作は、二人の花子が時には一体となり、時には陰と陽のように、あるいは姉妹のように踊るという、従来の「二人道成寺」を一新させる玉三郎の演出で大きな話題となりました。二人の花子が舞い踊るまばゆいばかりの華やかな世界に、シネマ歌舞伎ではさらに玉三郎が編集に参加し、映像ならではの工夫を加え、誰も見たことがない幻想美の世界を作り上げました。玉三郎と菊之助がいざなう美の迷宮に足を踏み入れ、こころゆくまで酔いしれてください。
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ストーリー
- 紀州の道成寺で新しい釣鐘の供養が行われています。道成寺の釣鐘は、恋人安珍を追いかけ、恋しさのあまり大蛇と化した清姫によって焼き滅ばされていたのでした。そこへ白拍子花子(玉三郎・菊之助)が現れ、鐘を拝みたいと頼みます。舞を舞うことを条件に参列を許された花子は、さまざまに踊り始めます。しかし花子は実は清姫の怨霊で、安珍を匿い自分との仲を隔てた釣鐘に恨みを残しているのでした。やがて花子の形相が変わり…
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キャスト
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坂東玉三郎、尾上菊之助
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スタッフ
[c]松竹株式会社
シネマ歌舞伎『連獅子/らくだ』
- 公開
- 2024/09/27(金)
- レイティング
- 監督
- 山田洋次
- 出演
- 中村勘三郎、中村勘九郎、中村七之助、坂東三津五郎
解説
「連獅子」河竹黙阿弥作詞による歌舞伎舞踊の人気演目のひとつ。2007年10月に新橋演舞場にて、親獅子を中村勘三郎、仔獅子を実の息子である勘九郎、七之助が踊った舞台を、名匠・山田洋次監督がシネマ歌舞伎に。親クライマックスの白の毛の親獅子、赤い毛の仔獅子による、息の合った豪快、かつ、華麗な毛振りは必見。「らくだ」傑作古典落語が題材の『らくだ』。2008年8月、勘三郎の久六と三津五郎の半次のコンビで、歌舞伎座を笑いの渦に巻き込んだ舞台をお楽しみください!
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ストーリー
- 「連獅子」 ここは文殊菩薩が住むという天竺の霊地清涼山にあるという神変不思議の橋、石橋の近く。そこへ手獅子を携えた狂言師がやってくる。狂言師たちは親獅子が仔獅子を谷底へ突き落し、仔獅子が這い上がってくる姿を舞で表現するが、やがて舞い遊ぶ胡蝶に誘われるように去っていく。清涼山の麓では浄土宗の僧遍念と法華宗の僧蓮念が出くわし、旅の道連れと喜び合うが、宗派が異なることを知ると言い争いを始める。一陣の風が吹き寄せると、二人は獅子が出現するのであろうと恐れ慄き、互いに手を取り慌ててその場を去っていく。そして、間もなく石橋には親獅子と仔獅子が現れる。 「らくだ」 フグに当たって頓死した通称"らくだ"の馬太郎。仲間の半次は、弔いの金を用立てようと、紙屑買いの久六に声を掛けるが、らくだの家には売るものは何も無い ――。困った半次は久六を家主のもとに使いに出し、通夜の酒肴を出さないと、死人を担いでカンカンノウを躍らせるぞと脅す。ところが家主は、らくだが死んだとあれば祝いたいと言い、その上死人のカンカンノウは見たことがないので初物を見たいものだと言いだす始末。これを聞いた半次はらくだの馬太郎の遺体を引き起こし、嫌がる久六に負ぶわせて、ふたりで家主のもとへ向かう……。※「カンカンノウ」は、中国清朝時代の音楽「清楽」が元歌で、長崎の出島から伝来したらしい。「看看嚇送奴個九連環」といった歌詞で、九連環とは知恵の輪。「見ておくれ、私がもらった九連環。どなたか解いてくださいな」が大意。唐人踊りと称し太鼓などの伴奏で踊るのが十九世紀前半の江戸、大阪で流行した。
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キャスト
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中村勘三郎、中村勘九郎、中村七之助、坂東三津五郎
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スタッフ
- 監督:山田洋次
[c]松竹株式会社
シネマ歌舞伎『め組の喧嘩』
- 公開
- 2024/10/11(金)
- レイティング
- 出演
- 中村勘三郎、中村梅玉
解説
粋でいなせな鳶たちと豪快な力士たちの華々しい喧嘩を描く傑作!十八世中村勘三郎が心血を注ぎ、江戸の芝居小屋を現代に復活させた『平成中村座』。東京・浅草で行われた初のロングラン公演の最後を飾る2012月5月の公演で、勘三郎は初役となる、め組辰五郎に渾身の思いで挑みました。まさに「火事と喧嘩は江戸の華!」を体現するような、舞台のエネルギーと客席の興奮が一体となった芝居小屋が大スクリーンに蘇ります。
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ストーリー
- 町火消の「め組」鳶頭の辰五郎(中村勘三郎)は、品川の盛り場で、喧嘩っ早い鳶たちと相撲力士たちの小競り合いを収める。が、武家のお抱えの力士たちより鳶は格下だと言い放たれ、怒りを胸の内に押し殺す。面子を汚された辰五郎は、兄貴分から諭されるも、密かに仕返しを決意。愛する妻と幼い子供に別れを告げ、命知らずの鳶たちを率いて、力士たちとの真剣勝負に乗り込んでいく…!
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キャスト
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中村勘三郎、中村梅玉
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スタッフ
[c]松竹株式会社
シネマ歌舞伎『人情噺 文七元結』
- 公開
- 2024/11/01(金)
- レイティング
- 監督
- 山田洋次
- 出演
- 中村勘三郎
解説
三遊亭円朝が口演した落語が原作の『人情噺 文七元結』。2007年10月に新橋演舞場にて上演された世話物の傑作がシネマ歌舞伎として登場。名匠・山田洋次が十八世中村勘三郎の要請に応えて監督し夢の顔合わせが実現。劇場ならではの臨場感から人間味あふれる勘三郎が勤めた長兵衛の息遣いまで、余すところなく捉えておりシネマ歌舞伎に新たなる1ページが加わりました!
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ストーリー
- 腕は立つし、人もいい左官の長兵衛は、困ったことに大の博打好き。見かねた娘のお久は、吉原に身を売る決意をします。事情を察した妓楼の女房・お駒は、長兵衛を諭し、50両の金を貸し与えるが、その帰り道…。
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キャスト
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中村勘三郎
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スタッフ
- 監督:山田洋次
[c]松竹株式会社
シネマ歌舞伎『怪談 牡丹燈籠』
- 公開
- 2024/12/06(金)
- レイティング
- 出演
- 片岡仁左衛門、坂東玉三郎
解説
三遊亭円朝の傑作『怪談 牡丹燈籠』は、明治25年に三世河竹新七の脚色により歌舞伎座で上演され、空前の大当たりとなりました。以来、人気演目として今日に至っていますが、シネマ歌舞伎にもなった中国の昆劇『牡丹亭』もその下敷きとなったと言われています。今回上映致しますのは、平成19年10月の歌舞伎座公演の舞台映像で、台本は、昭和49年に大西信行氏が文学座のために書き下ろしたものです。言葉は口語に近く、人物像もより深く掘り下げられた、笑いどころも満載の、現代版『怪談 牡丹灯籠』になっています。
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ストーリー
- 【第一幕】旗本の飯島平左衛門は妻を亡くし、下女のお国を後妻にしたが、平左衛門の娘・お露はお国と折り合いが悪く乳母のお米と共に柳島の寮に住んでいた。お露は飯島家に出入りしていた医師・山本志丈の付き人・萩原新三郎を慕うあまり、恋の病にかかり床に臥せってしまい、気晴らしにと、お露とお米と志丈は大川に出てで舟遊びを楽しむ。そこへ、お国と宮野辺源次郎を乗せた舟もやってくる。その後、お露が気を病んで死んでしまうと、乳母のお米もお露の後をおって自害してしまう。その知らせを聞いた新三郎が盆に回向の準備をしていると、牡丹燈籠を下げたお露とお米があらわれる。新三郎はお露との再会を喜び、お米に勧められるまま、枕を交わす。そこに、飯島家に出入りしている医師の山本志丈と、新三郎の世話をして生計を立てている伴蔵が新三郎の様子を見に来るが、伴蔵は骸骨に抱かれる新三郎の姿を目撃して腰を抜かす。お国は夫である平左衛門を殺して源次郎を養子に迎えようと画策していたが、二人の不義密偵に気づいた平左衛門を源左衛門が討ち果たし、さらに、女中のお竹までも口封じのために手にかけてしまう…。その頃、牡丹燈籠を手に自分のもとへ現れるお露とお米が幽霊だと知った新三郎は部屋の中にお札を張り巡らせ、二人が近寄れないようにしていた。困ったお露は伴蔵のもとを訪れ「お札をはがしたうえで海音如来の尊像を隠してほしい」と懇願する。躊躇う伴蔵だったが、百両の報酬金に目がくらみ、翌日、伴蔵の家から海音如来の尊像を持ち出し百両の金を受け取ると、部屋の札をすべて剥がしとった。嬉しそうに新三郎の家の中に入っていくお露は、久しぶりに対面を果たした新三郎を取り殺すのであった。 【第二幕】一年後。伴蔵とお峰夫婦はお露から得た報酬金の百両を元手に、郷里の栗橋で関口屋という荒物屋を営んでいた。一方、源次郎は栗橋土手で物乞いををして生計を立て、お国は笹屋という料理屋で酌婦奉公をし、開いた時間で源次郎のもとを訪れる日々を送っている。関口屋で店番をしているお峰は馬子の久蔵をもてなしながら、伴蔵が入れあげている笹屋の酌婦について探っている。その夜、酌婦のお国とお梅に送られて上機嫌で帰宅した伴蔵は全てを知っているお峰に驚きながらも、もう酌婦のお国とは会わないと約束をする。幸手堤に通りかかったお国と土手に潜む源次郎は笹屋の酌婦お梅が平左衛門とともに手かけた女中のお竹の妹だと知って驚く。そして、何者かに誘われるように虫の群れを追い、転んだ源次郎は自らの刀で…。伴蔵はお峰に尽くし、引っ越しをしてやり直そうと言い、海音如来を埋めた幸手堤までやってくる。すると、雷鳴が轟き、激しい雨が降る中、ふとお峰が振り向くとそこには…。
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キャスト
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片岡仁左衛門、坂東玉三郎
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スタッフ
[c]松竹株式会社
シネマ歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』
- 公開
- 2024/04/05(金)
- レイティング
- 出演
- 尾上松也、尾上右近、中村鷹之資、中村莟玉、上村吉太朗、河合雪之丞、中村梅玉
解説
原案 「刀剣乱舞 ONLINE」より(DMM GAMES/NITRO PLUS) 脚本 松岡亮 演出 尾上菊之丞 尾上松也 時は室町時代歴史を守る戦いに、六振りの刀剣男士が挑む!
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ストーリー
- 時は西暦2205年。室町時代後期の歴史を改変するために時間遡行軍が出撃した報告を受け、審神者は三日月宗近(みかづきむねちか)、小烏丸(こがらすまる)、髭切(ひげきり)、膝丸(ひざまる)、同田貫正国(どうだぬきまさくに)、小狐丸(こぎつねまる)の六振りを呼び出し、永禄年間(1558~1570)に向かわせる。しかし三日月宗近は、逡巡する様子を見せる。実は時の将軍足利義輝は、三日月宗近の最初の主であったとも、その愛刀であったとも伝わるためである。やがて永禄の世に顕現した刀剣男士たちは、足利義輝や紅梅姫、執権の松永弾正、久直親子たちと交錯しながら、歴史を守るための戦いに身を投じていく……。
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キャスト
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尾上松也、尾上右近、中村鷹之資、中村莟玉、上村吉太朗、河合雪之丞、中村梅玉
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スタッフ
[c]NITRO PLUS・EXNOA LLC/新作歌舞伎『刀剣乱舞』製作委員会
シネマ歌舞伎『ぢいさんばあさん』
- 公開
- 2025/01/03(金)
- レイティング
- 出演
- 片岡仁左衛門、坂東玉三郎
解説
おしどり夫婦の伊織と るん に訪れる悲劇。離れ離れとなった夫婦が37年の時を経て再会し…。心浮き立つ若夫婦の初々しいやり取り、時が流れお互い白髪となった二人が寄り添って交わすしみじみとした会話に胸を打たれる名舞台。
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ストーリー
- 江戸城の警護にあたる美濃部伊織と、妻るんは、人も羨むおしどり夫婦。しかし、伊織が怪我を負ったるんの弟の宮重久右衛門に代わり、京でのお役目を命じられ、離ればなれに。3カ月後、泥酔して絡んできた同輩の下嶋甚右衛門を誤って斬ってしまった伊織は、越前へ預かりの身となり、それを知ったるんは、筑前へ奥女中奉公に出ます。それから37年後、再会した二人は…。
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キャスト
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片岡仁左衛門、坂東玉三郎
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スタッフ
[c]松竹株式会社
シネマ歌舞伎『阿古屋』
- 公開
- 2025/02/07(金)
- レイティング
- 出演
- 坂東玉三郎
解説
高度な技術、表現力、美しさが必要なことから、演じられる人間が極めて少ない演目『阿古屋』。日本を代表する女方 坂東玉三郎が阿古屋を演じ多くの観客を魅了した公演が、シネマ歌舞伎作品としてスクリーンに登場!
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ストーリー
- 平家滅亡後、鎌倉の源氏方に追われる平家の武将・景清の行方詮議のため引き立てられた、恋人阿古屋。景清の居場所を知らぬと述べる阿古屋に、代官・重忠は心に偽りがあれば演奏の音色が乱れるはずだとして、琴・三味線・胡弓の三曲を演奏させる。しかし、阿古屋は乱れの無い見事な演奏を披露し、解放されるのであった。
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キャスト
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坂東玉三郎
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スタッフ
[c]松竹株式会社