オッフェンバック《ホフマン物語》
- 公開
- 2024/11/08(金)
- レイティング
- 出演
- ベンジャマン・ベルナイム、エリン・モーリー、プレティ・イェンデ
解説
失恋は芸術の糧となるのか?芸術家の永遠の命題をゴージャスな音楽で描くオッフェンバックの名作!フランス・オペラの星B・ベルナイムのホフマンはエレガンスの極み。〈ホフマンの舟歌〉などの名曲を、超絶のコロラトゥーラE・モーリー、煌びやかな高音P・イェンデ、コケットリーなC・マルゲーヌらが競演する。B・シャーのカラフルな演出とオペラの名舵手M・アルミリアートの指揮で、最高にロマンティックなひとときを。
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ストーリー
- 19世紀のドイツ。酔いどれ詩人のホフマンは、恋人の歌姫ステラを待つ間に自分の悲しい恋を物語る。機械人形とも知らず恋してしまったオランピア、病弱なのに歌いすぎ、命を落としたアントニア、策略を弄してホフマンの影を奪った娼婦ジュリエッタ。実は彼女たちは悪魔の化身のような男に操られていたのだが、ホフマンはそのことを知らない。そしてステラとの恋にも、邪魔が入ろうとしていた…。
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キャスト
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ベンジャマン・ベルナイム、エリン・モーリー、プレティ・イェンデ、クレモンティーヌ・マルゲーヌ、ヴァシリーサ・ベルジャンスカヤ、アーロン・ブレイク、クリスチャン・ヴァン・ホーン
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スタッフ
- 指揮:マルコ・アルミリアート
演出:バートレット・シャー
[c]Marty Sohl/Metropolitan Opera
ジャニーン・テソーリ《グラウンデッド 翼を折られたパイロット》MET初演
- 公開
- 2024/12/13(金)
- レイティング
- 出演
- エミリー・ダンジェロ、ベン・ブリス
解説
母になったために戦闘機パイロットから地上のドローン操縦士になったジェスの未来は?トニー賞に輝く音楽劇の名手J・テソーリの話題のオペラが待望のMET初演!多様性を極めつつ心を打つ音楽が、E・ダンジェロのくっきりした美声が、現代アメリカの悲劇を浮き彫りにする。3D映像とLED照明を駆使したM・メイヤー演出は息を呑む迫力!現代音楽にも通じたMET音楽監督Y・ネゼ=セガンの躍動する指揮で、「今」だからこそ生まれた傑作を。
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キャスト
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エミリー・ダンジェロ、ベン・ブリス、ルステン・マキノン、カイル・ミラー
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スタッフ
- 指揮:ヤニック・ネゼ=セガン
演出:マイケル・メイヤー
[c]Paola Kudacki/Metropolitan Opera
プッチーニ《トスカ》
- 公開
- 2025/01/24(金)
- レイティング
- 出演
- リーゼ・ダーヴィドセン、フレディ・デ・トマーゾ、クイン・ケルシー、パトリック・カルフィッツィ
解説
歌姫と画家の恋に忍び寄る冷酷な警視総監の影!ナポレオンのイタリア侵攻を背景に描かれる一昼夜の濃密なドラマを、甘く劇的な音楽で描くプッチーニの大傑作!心に響く歌姫L・ダーヴィドセンの〈歌に生き、恋に生き〉に心揺さぶられ、驚異の新星F・デ・トマーゾの〈星は光りぬ〉に涙し、美声の演技派Q・ケルシーが導く〈テ・デウム〉に圧倒される快楽。壮麗緻密を極めたD・マクヴィカーの演出、ドラマを引き立てるX・ジャンの指揮で、1800年のローマにタイムスリップ。
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ストーリー
- 1800年のローマ。孤児の身から美声を認められて人気歌手になったトスカは、パリ帰りの画家カヴァラドッシと恋に落ちている。だがフランス革命下で育ったカヴァラドッシは筋金入りの共和主義者で、ローマを支配しているナポリ王国の警視総監スカルピアから狙われていた。脱獄してきた友人の共和主義者アンジェロッティをかくまったカヴァラドッシは、スカルピアに逮捕されてしまう。トスカに横恋慕するスカルピアは、彼女を呼び出し、恋人の命と引き換えに肉体を要求するが…。
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キャスト
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リーゼ・ダーヴィドセン、フレディ・デ・トマーゾ、クイン・ケルシー、パトリック・カルフィッツィ
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スタッフ
- 指揮:シャン・ジャン
演出:デイヴィッド・マクヴィカー
[c]Ken Howard/Metropolitan Opera
ヴェルディ《アイーダ》新演出
- 公開
- 2025/02/28(金)
- レイティング
- 出演
- エンジェル・ブルー、ユディット・クタージ、ピョートル・ベチャワ
解説
敵国エジプトの将軍ラダメスと恋に落ちたエチオピア王女アイーダ!恋と戦争に翻弄されるヒロインの運命を壮大かつ繊細に描いたヴェルディの大人気オペラがMETで36 年ぶりの新演出!有名な〈凱旋行進曲〉が鳴り渡る「凱旋の場」は圧巻!情感豊かなA・ブルー、円熟のP・ベチャワ、艶やかで情熱的なJ・クタージの三角関係は声とドラマの最高のケミストリー。Y・ネゼ=セガンの鮮やかな心理描写、M・メイヤー演出の豪華な舞台で、「オペラのなかのオペラ」が極まる。
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ストーリー
- ファラオの時代のエジプト。エジプトとエチオピアが戦いに明け暮れている。捕虜となり、身分を隠してエジプト王女アムネリスづきの奴隷になっているエチオピアの王女アイーダは、敵方の将軍ラダメスと恋に落ちていた。やはりラダメスを愛しているアムネリスは、二人の仲を疑う。ラダメス率いるエジプト軍がエチオピアに勝利し、凱旋してくるが、捕虜の中にはアイーダの父でエチオピア王アモナズロの姿もあった。再起を狙うアモナズロは、アイーダを使ってラダメスからエジプト軍の進路を聞き出す。反逆罪で捕らわれたラダメスは、アムネリスの助けも拒んで神殿の地下牢に閉じ込められるが、そこへアイーダが現れ…。
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キャスト
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エンジェル・ブルー、ユディット・クタージ、ピョートル・ベチャワ、クイン・ケルシー、ディミトリ・ベロセルスキー、モリス・ロビンソン
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スタッフ
- 指揮:ヤニック・ネゼ=セガン
演出:マイケル・メイヤー
[c]Paola Kudacki/Metropolitan Opera
ベートーヴェン《フィデリオ》
- 公開
- 2025/04/25(金)
- レイティング
- 出演
- リーゼ・ダーヴィドセン、イン・ファン、デイヴィッド・バット・フィリップルネ・パーペ
解説
獄中の夫を救うため男装して監獄で働く妻の目的は果たされるのか?究極の夫婦愛を感動的な音楽で描いたベートーヴェン唯一のオペラが、作品に忠実なJ・フリムの演出でLVに初登場!劇的な音楽作りの名手S・マルッキが紡ぐ堂々たるフィナーレの高揚感はこれぞベートーヴェン!高潔にしてたおやかにして果敢なL・ダーヴィドセン、フロレスタン役でブレイクした超新星D・バットB・フィリップは本作のベストカップル。ドイツの名手R・パーペから魅惑のYニュースター Y・ファンまで、精鋭揃いの歌手が平和への願いを歌い上げる!!
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ストーリー
- 18世紀末、スペインのセヴィリャ 近郊にある国事犯の監獄。牢番ロッコの娘マルツェリーネは、父の助手フィデリオに恋している。だが「フィデリオ」の正体は、獄中にいる 夫のフロレスタンを助け出すため男装している彼の妻レオノーレだった。フロレスタンは監獄の所長ドン・ピツァロの悪事を暴こうとして、逆に投獄されてしまったのだ。司法大臣ドン・フェルナンドの視察があると知ったピッツァロは、フロレスタンを殺そうと監獄へ下りる。だがその前に立ち塞がったのは、「フィデリオ」ことレオノーレだった…。
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キャスト
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リーゼ・ダーヴィドセン、イン・ファン、デイヴィッド・バット・フィリップルネ・パーペ、マグヌス・ディートリヒ、トマシュ・コニエチュニ、スティーヴン・ミリング
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スタッフ
- 指揮:スザンナ・マルッキ
演出:ユルゲン・フリム
[c]Ken Howard/Metropolitan Opera
モーツァルト《フィガロの結婚》
- 公開
- 2025/05/30(金)
- レイティング
- 出演
- マイケル・スムエル、オルガ・クルチンスカ、フェデリカ・ロンバルディ、マリアンヌ・クレバッサ
解説
愛するスザンナを雇い主の伯爵に狙われた従僕フィガロの計画とは?結婚式当日の恋と仕返しをめぐるドタバタ騒動を極上の音楽で描いて不滅の人気を誇るモーツァルトの大傑作!チャーミングなフレンチ・メゾM・クレバッサ歌う〈恋とはどんなものかしら〉、声も姿も美しいF・ロンバルディ扮する伯爵夫人の〈赦し」は必聴。映画のようにクラシカルなR・エアの演出、歌心に満ちたモーツァルトで称賛を浴びるJ・マルヴィッツの指揮は理想の組み合わせ。最高の人間讃歌、それが《フィガロの結婚》だ!
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ストーリー
- 18世紀のスペイン、セヴィリャ。アルマヴィーヴァ伯爵の従僕フィガロは、小間使いのスザンナとの結婚を控えて幸せいっぱい。だがスザンナは、伯爵が彼女に横恋慕し、以前廃止した初夜権を復活させようともくろんでいると打ち明ける。怒り心頭のフィガロは、冷淡な夫に悩んでいる伯爵夫人の助けを借りて、伯爵に一泡吹かせる計画を練るが、フィガロに想いを寄せる女中頭のマルチェッリーナや小姓ケルビーノらがからんで大騒動に…。
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キャスト
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マイケル・スムエル、オルガ・クルチンスカ、フェデリカ・ロンバルディ、マリアンヌ・クレバッサ、エリザベス・ビショップ、ジョシュア・ホプキンス、マウリツィオ・ムラーロ
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スタッフ
- 指揮:ヨアナ・マルヴィッツ
演出:リチャード・エア
[c]Marty Sohl/Metropolitan Opera
R・シュトラウス《サロメ》新演出
- 公開
- 2025/06/27(金)
- レイティング
- 出演
- エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァー、ペーター・マッテイ
解説
聖者ヨカナーンに恋してしまった少女サロメの狂おしい官能!禁断の恋が招いた衝撃的な結末で大スキャンダルを巻き起こしたO・ワイルドの戯曲から生まれたR・シュトラウスの傑作オペラが、20年ぶりの新演出!圧巻の高音域E・ヴァン・デン・ヒーヴァー、威厳ある美声P・マッテイの少女×聖者対決は見もの!鬼才C・グートの演出は、時代をヴィクトリア朝時代に置き換えて物語の光と闇をあぶり出す。Y・ネゼ=セガンの切れ味鋭い指揮で、シュトラウスの絢爛たる音楽に酔う歓びを。
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ストーリー
- 紀元36年ごろのシリア。キリストの到来を予言したヨカナーン(新約聖書の「洗礼者ヨハネ」)は、王 ヘロデが兄弟の妻ヘロディアスを奪って結婚したことを非難した罪で投獄されている。ヘロディアスの連れ子サロメは、獄中から聞こえるヨハナーンの声に惹かれ、彼を牢から出させて面会、ヨハナーンの虜になってしまうが激しく拒まれる。ヨハナーンへの欲望に取りつかれたサロメは、自分に気があるヘロデの求めに応じて踊り、褒美に「ヨハナーンの首」を所望する。ヘロデは震え上がるが、約束を破るわけにはいかない。銀の盆に載せたヨハナーンの首を手に入れたサロメは、その唇に接吻する。恐れをなしたヘロデは…。
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キャスト
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エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァー、ペーター・マッテイ、ミシェル・デ・ヤング、ゲルハルド・ジーゲル、ピョートル・ブシェフスキ
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スタッフ
- 指揮:ヤニック・ネゼ=セガン
演出:クラウス・グート
[c]Monika Rittershaus
ロッシーニ《セヴィリャの理髪師》
- 公開
- 2025/07/11(金)
- レイティング
- 出演
- ジャック・スワンソン、アイグル・アクメトチナ、アンドレイ・ジリカウスキ
解説
籠の鳥ロジーナに恋した若き伯爵の冒険!「セヴィリャの理髪師」ことフィガロの協力を得たロジーナ救出作戦の行方はいかに?《フィガロの結婚》の前日譚を綴った喜劇オペラの最高峰。新世代のロッシーニ歌いJ・スワンソン、カルメン役で大ブレイクしたA・アクメトチナ、痛快無比のフィガロA・ジリカウスキら若さ溢れるキャストに目も耳も釘付け!客席を巻き込む B・シャーの演出はM E T伝説の名舞台。G・サグリパンティの爽快な指揮で、何度でも見たくなる本物の名作を、あなたに。
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ストーリー
- 18世紀のスペイン、セヴィリャ。プラドで見初めた町娘ロジーナを追ってやってきたアルマヴィーヴァ伯爵は、彼女が後見人のバルトロの家で籠の鳥状態になっていることを知る。町の名物男で理髪師をやっている旧知のフィガロと再会した伯爵は、フィガロを相棒にロジーナを助け出そうと決心。フィガロのアドヴァイスに従い、伯爵は酔っぱらいの兵隊や音楽教師に変装してバルトロ家に潜り込むが…。
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キャスト
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ジャック・スワンソン、アイグル・アクメトチナ、アンドレイ・ジリカウスキ、ピーター・カルマン、アレクサンダー・ヴィノグラドフ
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スタッフ
- 指揮:ジャコモ・サグリパンティ
演出:バートレット・シャー
[c]Ken Howard/Metropolitan Opera